サイクリング指導者
身近なスポーツ・レジャーとして幅広い年齢に親しまれているサイクリング。日本サイクリング協会(JCA)では、正しく楽しいサイクリングを広めるため、サイクリング指導者の資格認定をおこなっています。資格は、18歳以上のJCA会員であればだれでも参加できる「サイクリング・リーダー」の講習で取得でき、その後、活動経験に応じてさらなる上位の資格へとステップアップすることができます。
資格詳細
公道を走るスポーツのサイクリングを楽しむためには、守るべきマナーやルールがいろいろあります。日本サイクリング協会(JCA)は、各地のサイクリング協会と提携し、サイクリング普及のために、さまざまなイベントなどを行っています。その一つがサイクリング指導者の養成です。4つの指導者クラスに分け、養成講習会、検定試験を実施し、指導者の資格認定を行っています。資格は、講習を履修することで取得できるサイクリング・リーダーをはじめ、インストラクター、ディレクター2級・1級が用意されています。それぞれ講習会の受講が必要です。インストラクターとディレクターは、講習会の他に、試験も行われます。また、活動経験も必要ですので、受講資格をホームページで確認しておきましょう。
活躍場所
サイクリングの公認指導者になると、協会が主催する大会やイベントなどでスタッフとして活躍できます。リーダーは、所属する協会主催の大会や自転車教室での指導者の補助が主な仕事です。インストラクターは、サイクリングの小グループを安全に楽しくできるようにリードします。ディレクター級になると、2級は協会主催の大会などの運営に携わり、リーダーやインストラクターへの指導などの仕事に従事します。1級は、協会主催の大会などの運営責任者としての活躍が期待されており、下位指導者への専門的な指導を行うことなどが主な仕事です。
収入と将来性
サイクリング指導者のどの資格を持っているかで活動内容が異なりますので、収入については一概にいえません。サイクリング・リーダーは、協会が主催するサイクリング大会や自転車教室などで指導者をサポートする役目を担うため、アルバイトとして少し収入があるかもしれません。ディレクタークラスになると、日本サイクリング協会や都道府県協会主催のサイクリング大会の運営に携わるため、ある程度の収入が得られるのではないでしょうか。求人サイトでのサイクリング関連の仕事では、サイクリングツアーのガイドの募集が複数見つかりますので、本資格が有利になるかもしれません。収入はやや低めですが、サイクリング好きの方は応募してみるとよいでしょう。手軽に楽しめるアウトドアスポーツの中でも、現在はとくにサイクリングが注目を集めています。その理由として、サイクリングなどのスポーツは屋外で楽しめるため、密になりにくいことから、ウィズコロナの世界にも合致していると考えられているからです。サイクリングが注目を集めるに伴い、サイクリング指導者へのニーズも今後より高まっていくのではないでしょうか。
向いている人
サイクリングイベントに携わりたい方、自転車についてもっと知識を深めたい方、サイクリングの楽しみ方を伝え、サイクリング人口を増やしたいと思う方は、サイクリング指導者の資格を目指してみるとよいでしょう。
取得方法
サイクリング・リーダーは、資格検定はなく、養成講習会を履修すれば修了証が交付されます。インストラクターになると、面接、筆記、実技の試験も行われますが、ほぼ合格している人が多いようです。ディレクター2・1級は、筆記、実技の試験に加えて、通信教育のレポート評価に合格する必要があります。ディレクターは、指導者としてクラブや大会で実績があり、より専門的な内容を指導できること、サイクリングを普及させるための活動を行っていることなどが重視されます。
サイクリング指導者資格の難易度偏差値
判定不能 |
※資格難易度の偏差値は当サイトの独自のものです。毎年微調整していますので難易度が変わる場合がありますのでご注意ください。
※資格の偏差値(難易度)は人によって感じ方が異なります。より正確に知りたい場合は「偏差値より難易度(難関、普通など)」を参考になさってください。
※資格の偏差値(難易度)は人によって感じ方が異なります。より正確に知りたい場合は「偏差値より難易度(難関、普通など)」を参考になさってください。
履歴書に記載する場合の資格の正式名称
平成○年○月○日 サイクリング・リーダー 取得
所轄・主催:
公益財団法人日本サイクリング協会
※履歴書に資格を書く場合は略称ではなく必ず日付を入れて正式名称で書きます。
※資格の内容によって「取得」や「合格」など明記が変わりますのでご注意ください。
※民間資格などはあまり知られていない資格や似た名前の資格が他にある場合は資格名の前に主催団体を記載した方がよいです。
※正確な情報は資格の所轄団体にお問い合わせください。
※資格の内容によって「取得」や「合格」など明記が変わりますのでご注意ください。
※民間資格などはあまり知られていない資格や似た名前の資格が他にある場合は資格名の前に主催団体を記載した方がよいです。
※正確な情報は資格の所轄団体にお問い合わせください。
2024年資格日程
開催地により日程が異なる
願書受付
試験開催地によって願書受付日等が異なります。
試験日
試験開催地によって試験日等が異なります。
合格発表
試験開催地によって合格発表の日等が異なります。
※資格の級やレベルによって試験日程が変わる場合は、その資格の代表的な日程を掲載しています。
※試験開催地によって試験日等が異なる場合があります。
※資格の日程は弊社独自の調査結果になります。正式な情報は必ず主催団体にご確認ください。
※試験開催地によって試験日等が異なる場合があります。
※資格の日程は弊社独自の調査結果になります。正式な情報は必ず主催団体にご確認ください。
サイクリング指導者資格ガイド
資格種類 | 資格価値 | 資格タイプ | おすすめ度 | 取得方法 |
---|---|---|---|---|
民間資格 | 特になし | 特になし | 前頭クラス | 特になし |
サイクリング指導者試験概要
受験資格 | サイクリング・リーダー ・満18歳以上 ・日本サイクリング協会または都道府県サイクリング協会に所属している者 サイクリングインストラクター ・サイクリング・リーダーとして1回以上の更新 ・更新までに3回以上、日本サイクリング協会または都道府県サイクリング協会が開催するサイクリング大会などの活動経験を有する者 サイクリングディレクター2級 ・サイクリング・インストラクターとして資格更新までに3回以上、日本サイクリング協会または都道府県サイクリング協会が開催するサイクリング大会などの執務経験を有する者 サイクリングディレクター1級 ・サイクリング・ディレクター2級として資格更新までに3回以上、日本サイクリング協会または都道府県サイクリング協会が開催するサイクリング大会などの運営経験を有する者 |
試験内容 | 日本サイクリング協会(JCA)および各都道府県サイクリング協会が実施する講習を修了することで取得できる。資格は「サイクリング・リーダー」に始まり、活動経験に応じて「サイクリングインストラクター」、「サイクリングディレクター」の2級、1級へとステップアップでき、それぞれ講習会に参加する必要がある。 サイクリング・リーダー (10時間)・指導者の心構え ・ルール・マナー ・サイクリングの歴史 ・自転車の種類・構造 ・メンテナンス ・スポーツバイクの乗り方 ・応急措置等のサイクリングの基礎知識 など サイクリングインストラクター (10時間)・指導者の心構え ・意思伝達能力を見る面接 ・サイクリング基礎知識を見る筆記 ・パンク修理・輪行袋扱い ・ストレッチ指導能力を見る実技 ・ルール・マナーと安全なグループ管理能力を見る実走 サイクリングディレクター (80時間)1級 ・野外活動全般の専門的知識 ・スポーツ全般の専門的知識 など 2級 ・野外活動全般の基礎知識 ・スポーツ全般の基礎知識 |
合格率 | 非公開 |
願書受付期間 | JCA会員に通知 |
試験日程 | JCA会員に通知 |
受験地 | 全国各地 |
受験料 | サイクリング・リーダー: 11000円サイクリングインストラクター: 11000円サイクリングディレクター2級: 68000円サイクリングディレクター1級: 66000円 |
合格発表日 | 各講習修了後 | 受験申込・問合せ | 公益財団法人 日本サイクリング協会 〒141-8663 東京都新宿区新宿1-35-3 AXIA新宿御苑6F TEL:03-6273-2147 FAX:03-6273-2578 |
ホームページ | Japan Cycling Association http://www.j-cycling.org/about/teach.html |