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ゲートボール審査員

ゲートボールは、英国の球技クロッケーをヒントに日本で発明されたスポーツで、高齢者を中心に高い人気を誇っています。そのゲームを取り仕切る審査員には、日本ゲートボール連合が認定する民間資格が用意されており、3級なら記録員、2級ならさらに副審、1級ならさらに主審をつとめることができます。これからますます進展する高齢化社会において、お年寄りの娯楽をサポートできる有意義な資格です。

資格詳細
手軽で体力的な負担が少ないため、高齢者を中心に人気のあるゲートボール。試合中の駆け引きなどの奥深さからも多くの方に親しまれています。ゲートボールの大会で審判を務めるには公認審判員の資格が必要です。ゲートボール公認審判員は、JGU(日本ゲートボール連合)が認定する民間資格です。指定の講習会を受講後に資格試験に合格し、登録手続きを行うことで取得できます。なお、本資格は2年ごとの更新手続きが必要です。資格級は3級から1級まであります。3級は満15歳以上であればどなたでも受験できますが、2級と1級を受験するには審判の実務経験が必要です。都道府県加盟団体主催の大会などで、3級取得者は記録員として、2級取得者は副審・記録員として、1級取得者は主審・副審・記録員として活躍できます。また、1級を取得すると、国際審判員の資格を取得することが可能です。国際審判員とは、世界選手権大会やアジア選手権大会において審判ができる審判員のことです。1級と2級の資格試験は、筆記と実技の試験がありますが、3級は筆記試験のみとなっています。試験の問題は、講習会の内容が出題されますので、まずは講習会をしっかり受講することが大切です。

活躍場所
ゲートボールの各大会での活躍が期待されます。1級取得者は全国大会、2級取得者は都道府県レベルの大会、3級取得者は団体単位の大会において審判として活動することが可能です。

収入と将来性
ゲートボール公認審判員の収入の情報はありません。ボランティアとして活動しているケースも多いようです。現在はゲートボールの愛好者が減少気味ですが、世界では国際大会も開かれています。このような状況の中、日本ゲートボール連合は、高齢者だけでなく、子どもから大学生までゲートボールの裾野を広げるプロジェクトを始めています。ゲートボールは、年齢や性別、言葉の違いなどに関係なく楽しめスポーツです。小学生の女の子と90代の人が同じチームでプレーすることも、身体的障がいのある人と持たない人とがプレーすることもできます。ゲートボールはみんなが一緒に楽しめるスポーツとして、今後人気が再燃する可能性があるかもしれません。そうなると審判員の活躍の場が今よりも増えていくのではないでしょうか。

向いている人
ゲートボールが大好きな人であることが大前提です。その上で競技の経験者であれば適任といえるでしょう。ゲートボールの審判員に限りませんが、その競技に馴染みがあり、豊富な知識を持っていることが審判になるために必要です。どの競技でもルールはかなり細かいですが、審判員は複雑なルールを一つひとつ理解し、プレーの中で運用できる明晰さと冷静さ、細部までこだわるようなタイプの人が審判には向いているでしょう。

取得方法
試験問題は講習会で扱われた内容に関して出題されますので、講習会の内容を重視して取り組むことが大切です。1級合格者の話によると、筆記試験はかなり覚えることが多かったそうですので、講習会の内容をしっかり復習することがポイントになるでしょう。試験対策の教材としては、「審判員資格試験想定問題集」が推奨されています。各都道府県のゲートボール団体で購入が可能です。なお、日本ゲートボール協会の公式サイトで、「ゲートボールテキスト2021」の全ページをPDFで見ることができます。また、YouTubeにゲートボール審判員試験用の動画がいくつか公開されていますので参照されることをおすすめします。



ゲートボール審査員資格の難易度偏差値

1級 2級 3級
偏差値38 偏差値36 偏差値0
超簡単
超簡単
判定不能
※資格難易度の偏差値は当サイトの独自のものです。毎年微調整していますので難易度が変わる場合がありますのでご注意ください。
※資格の偏差値(難易度)は人によって感じ方が異なります。より正確に知りたい場合は「偏差値より難易度(難関、普通など)」を参考になさってください。

履歴書に記載する場合の資格の正式名称

平成○年○月○日 ゲートボール審査員○級 取得
所轄・主催:
公益財団法人日本ゲートボール連合
※履歴書に資格を書く場合は略称ではなく必ず日付を入れて正式名称で書きます。
※資格の内容によって「取得」や「合格」など明記が変わりますのでご注意ください。
※民間資格などはあまり知られていない資格や似た名前の資格が他にある場合は資格名の前に主催団体を記載した方がよいです。
※正確な情報は資格の所轄団体にお問い合わせください。

2020年資格日程

加盟団体により日程が異なる
願書受付
試験開催地によって願書受付日等が異なります。
試験日
試験開催地によって試験日等が異なります。
合格発表
試験開催地によって合格発表の日等が異なります。
※資格の級やレベルによって試験日程が変わる場合は、その資格の代表的な日程を掲載しています。
※試験開催地によって試験日等が異なる場合があります。
※資格の日程は弊社独自の調査結果になります。正式な情報は必ず主催団体にご確認ください。

ゲートボール審査員資格ガイド

資格種類 資格価値 資格タイプ おすすめ度 取得方法
資格種類の画像 資格価値の画像 資格タイプの画像 おすすめ度の画像 取得方法の画像
民間資格 特になし 特になし 大関クラス 特になし

ゲートボール審査員試験概要

受験資格
1級:
2級資格取得後2年以上(競技大会に10回以上参加)の審判実務経験
2級:
3級資格取得後1年以上(競技大会に5回以上参加)の審判実務経験
3級:
満15歳以上
試験内容 日本ゲートボール連合の加盟団体にて指定講習会を受講し、加盟団体が実施する資格試験に合格することで取得できる。

1級:
主審・副審・記録員
・筆記試験
・実技試験

2級:
副審・記録員
・筆記試験
・実技試験

3級:
記録員
・筆記試験
合格率 95%(1級)
願書受付期間 加盟団体により異なる
試験日程 加盟団体により異なる
受験地 加盟団体により異なる
受験料 受験料
1級:
4000円
2級:
4000円
3級:
3000円

登録料
1級:
8000円
2級:
6000円
3級:
3000円
合格発表日 加盟団体により異なる
受験申込・問合せ 各都道府県の連合加盟ゲートボール団体

公益財団法人 日本ゲートボール連合
〒105-0001 東京都港区虎ノ門3丁目4番10号 虎ノ門35森ビル7階
TEL:03-5401-2251 FAX:03-5401-2252
ホームページ 公益財団法人 日本ゲートボール連合
http://www.gateball.or.jp/active/judgement.html

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