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認定エステティシャン

女性に人気の職業、エステティシャン。認定エステティシャンになるには、日本エステティック協会が認定する講習機関(認定校)にて所定のカリキュラムを受講し、修了後、認定校でおこなわれる実技試験と協会が主催する筆記試験に合格し、協会の正会員になる必要があります。認定校は通学のほか、通信講座をおこなっている機関もあり、実際にエステに勤務しながら通信で受講するという人も少なくありません。

資格詳細
古来より女性の「美」への探求は果てしなくおこなわれてきましたが、近年、特に隆盛をきわめているのが「エステティック」と呼ばれる全身美容術です。ダイエットや脱毛、美白など、総合的な美容術をほどこすエステティックサロン(エステサロン)は、もはや日本の街角にも珍しいものではなくなり、そこに勤務するエステティシャンは人気の職業となっています。日本エステティック協会による認定エステティシャンは、プロフェッショナルな技能をそなえたエステティシャンであることを認定する民間資格です。

活躍場所
認定エステティシャンのほとんどは、エステティックサロンや化粧品メーカーに勤務しています。エステサロンでは、お肌のトリートメントや痩身(ダイエット)、脱毛などの施術をおこなうほか、リラクゼーションを提供して精神的な安らぎをもサービスするサロンが多くなっています。全身美容には、独特の手技によるマッサージ、機械による脱毛、薬品による美白トリートメントなど、さまざまな手法があり、エステティシャンには広範な知識と技術が求められます。

収入と将来性
エステティックの仕事には、特に資格は必要ありませんが、未熟なエステティシャンが引き起こすトラブルが増えた結果、現在では一定水準以上の技能をそなえたプロフェッショナルでなければつとまらない仕事となっています。認定エステティシャンのような資格は、就職・転職に有利なだけでなく、収入面でも無資格者より差がつく傾向にあります。エステサロン自体の数は増えており、技術やサービスの多様化が進んでいます。まだまだ将来性のある業界です。

向いている人
美容や健康に対する意識が高く、みずから実践する女性に向いているお仕事です。男性エステティシャンもいますが、基本的にメンズエステ向けに限定され、まだまだ少数派と言わざるをえません。最近のエステはリラクゼーションやヒーリングといった精神的な安らぎも重視しているため、エステティシャンにもカウンセラー的な役割が求められます。そうした意味でも、常に相手の立場になって考えることができる人にふさわしい職業と言えるでしょう。

取得方法
認定エステティシャンは、一般社団法人の日本エステティック協会が認定する民間資格です。取得するためには、同協会が認定する養成学校にて、300時間以上の所定のカリキュラムを修了した上で、同協会に登録する必要があります。大手エステサロンや化粧品メーカーでは、独自に養成学校を開校し、卒業者を雇用していることもあります。また、美容学校では、美容師だけでなくエステティシャンを養成している学校もあります。



認定エステティシャン資格の難易度偏差値

偏差値36
超簡単
※資格難易度の偏差値は当サイトの独自のものです。毎年微調整していますので難易度が変わる場合がありますのでご注意ください。
※資格の偏差値(難易度)は人によって感じ方が異なります。より正確に知りたい場合は「偏差値より難易度(難関、普通など)」を参考になさってください。

履歴書に記載する場合の資格の正式名称

平成○年○月○日 協会認定エステティシャン 登録
所轄・主催:
日本エステティック協会
※履歴書に資格を書く場合は略称ではなく必ず日付を入れて正式名称で書きます。
※資格の内容によって「取得」や「合格」など明記が変わりますのでご注意ください。
※民間資格などはあまり知られていない資格や似た名前の資格が他にある場合は資格名の前に主催団体を記載した方がよいです。
※正確な情報は資格の所轄団体にお問い合わせください。

2020年資格日程

登録養成校から受験する場合と実務経験者が受験する場合で手続きが異なる。記載内容は実務経験者が受験できるエステティシャンセンター試験の情報。
願書受付
~2021年1月19日
試験日
2021年2月19日
合格発表
級や部門によって合格発表の日等が異なります。
※資格の級やレベルによって試験日程が変わる場合は、その資格の代表的な日程を掲載しています。
※試験開催地によって試験日等が異なる場合があります。
※資格の日程は弊社独自の調査結果になります。正式な情報は必ず主催団体にご確認ください。

認定エステティシャン資格ガイド

資格種類 資格価値 資格タイプ おすすめ度 取得方法
資格種類の画像 資格価値の画像 資格タイプの画像 おすすめ度の画像 取得方法の画像
民間資格 就職や転職に有利 特になし 横綱クラス 通学

認定エステティシャン試験概要

受験資格 認定校により異なる
試験内容 日本エステティック協会認定校(全国およそ180校)の所定のカリキュラム(300時間以上)を修了後、試験に合格および正会員登録することで取得できる。

認定試験
実技試験
(認定校にて受験)
・技術力確認試験(フェイシャル・ボディ)
・認定エステティシャン実技試験(ワックス脱毛)
筆記試験
(日本エステティック試験センター主催)
・エステティシャンセンター試験
合格率 非公開
願書受付期間 認定校により異なる
試験日程 認定校により異なる
受験地 日本エステティック協会認定校(全国およそ180校)
受験料
受講料:
認定校により異なる
エステティシャンセンター試験:
10000円
合格発表日 認定校により異なる
受験申込・問合せ 一般社団法人 日本エステティック協会
〒102-0083 東京都千代田区麹町3-2-6 垣見麹町ビル4F
03-3234-8496
ホームページ 日本エステティック協会
http://www.ajesthe.jp/

認定エステティシャンのレビュー

(1件)
ゆず
憧れのエステティシャン

2020年05月09日
この資格は、理容の専門学校在学中に取得しました。
私自身、エステの施術を受けるのが好きで、よくエステサロンに通っていました。
その時からエステティシャンという響きに憧れ、とても清潔感のあるイメージだったので、エステの免許も取りたいと思っていました。
エステの授業は、選択コースだったので自分が選んで科目を取り、勉強しながらの日々で毎回、毎時間の授業で覚える事がたくさんあり、大変だったのを覚えています。
試験は実技と学科で、実技ではフェイシャルマッサージとボディーマッサージがあり、
手順などを覚えるのが苦手だった私は少し苦戦しましたが、無事試験に合格し免許を取得する事ができました。
就職してから、実際にお客様にエステの施術をすると、とても喜んでもらえることが多く、私も励みになっていました。
エステというのは、女性だったら少なからず興味があると思うので、その経験に携われた事は私にとっても、いい勉強になりました。
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