小学校英語指導者資格
国際社会に通用する英語力を身につけるには、できるだけ若いうちから適切な指導を受けることが有効とされています。小学校英語指導者資格は、小学生を対象にした英語教育のエキスパートを認定する資格で、J-SHINE(小学校英語指導者認定協議会)が認定する団体にて講習を修了し、同協議会の審査に合格することで取得できます。社会的な需要も高く、教員職への就職に有利となる資格です。
資格詳細
文部科学省では、小学校の英語教育の早期化及び教科化を進めていますが、小学校の5・6年で英語が必修となり、英語指導者の資格が一躍注目されています。英語の先生として、小学校教諭ではなくても、小学校で児童に英語を指導できる資格であり、英語を子どもたちに教えるための能力やスキルを習得していることをアピールできます。資格取得には、J-SHINEが認定する登録団体による「指導者養成講座」を修了しなければなりません。J-SHINEの公式サイトの「登録団体を探そう」のページで検索ができますので、調べてみましょう。講座の受講修了のほかに、さらに、①指導の実地経験が 50 時間以上あること、②英語で授業が行える英語力を有することの2点の基準がクリアできれば、小学校英語指導者として認定されます。
活躍場所
小学校が活躍の場であることはもちろん、資格を活かして、民間の子供向けのスクールや教室で講師として働ける場合もあります。さらに、自宅で教室を開くことも可能です。資格を取得した人は、J-SHINEのサイトに登録されるため、小学校関係者、または民間の教室などから仕事の依頼が来るケースもあります。勤務先として、必ずしも小学校にこだわらないのであれば、新聞や広報、自治体のホームページの求人を探してみるのもよいでしょう。
収入と将来性
新しい学習指導要領が2020年度から実施されることになり、外国語活動は小学校3年生からスタートし、5年生から英語が正式な教科になりますので、今後もニーズが増えることが期待されます。小学校で英語を指導する場合、常勤ではなく、パートタイムの勤務が多いため時給制であり、収入は地域・事情により、差がかなりあるようです。平均的な時給は、事務関係のバイトの時給よりは若干高いくらいと思ってよいといえますが、中には高額な時給を得ている人もいます。
向いている人
英語が得意だからというだけでは、もちろん務まりません。子どもが好きで、英語の楽しさを教えたいという強い熱意がある人に向いています。現在、何らかの英語の資格を持っていて、さらにスキルアップしたい人にも向いているといえます。また、小学校教員として働いている人や過去に教員の経験のある人は、仕事で学んださまざまな技術が役に立ちますので、教員免許に加えて、小学校英語指導者の資格も取得されることをおすすめします。
取得方法
資格取得には、J-SHINE主催の「指導者養成講座」を修了することが必要です。学校法人や株式会社、NPO法人などスクールの形態はさまざまですが、2017年時点で、講座を開催していない団体もあるので注意してください。各スクールで指導内容は多少異なりますが、英語の専門知識のほかに、児童心理学、指導力、指導計画の立案といった実践面でのスキルまで学ぶことができます。通学が難しい場合は、J-SHIN認定の通信講座を受講することも選択肢のひとつです。また、英語力が十分にある人を対象に、最短1ヶ月でJ-SHINEより小学校英語指導者として推薦を受けられるインターネットによるオンライン講座もあります。自分の英語力、生活スタイルに合うスクールや通信講座を選ぶことが大切です。
小学校英語指導者資格資格の難易度偏差値
判定不能 |
※資格難易度の偏差値は当サイトの独自のものです。毎年微調整していますので難易度が変わる場合がありますのでご注意ください。
※資格の偏差値(難易度)は人によって感じ方が異なります。より正確に知りたい場合は「偏差値より難易度(難関、普通など)」を参考になさってください。
※資格の偏差値(難易度)は人によって感じ方が異なります。より正確に知りたい場合は「偏差値より難易度(難関、普通など)」を参考になさってください。
履歴書に記載する場合の資格の正式名称
平成○年○月○日 小学校英語指導者資格 取得
所轄・主催:
特定非営利活動法人小学校英語指導者認定協議会
※履歴書に資格を書く場合は略称ではなく必ず日付を入れて正式名称で書きます。
※資格の内容によって「取得」や「合格」など明記が変わりますのでご注意ください。
※民間資格などはあまり知られていない資格や似た名前の資格が他にある場合は資格名の前に主催団体を記載した方がよいです。
※正確な情報は資格の所轄団体にお問い合わせください。
※資格の内容によって「取得」や「合格」など明記が変わりますのでご注意ください。
※民間資格などはあまり知られていない資格や似た名前の資格が他にある場合は資格名の前に主催団体を記載した方がよいです。
※正確な情報は資格の所轄団体にお問い合わせください。
小学校英語指導者資格資格ガイド
資格種類 | 資格価値 | 資格タイプ | おすすめ度 | 取得方法 |
---|---|---|---|---|
民間資格 | 特になし | 特になし | 前頭クラス | 通学 |
小学校英語指導者資格試験概要
受験資格 | ・J-SHINE の認定を受けた登録団体が主催する「指導者養成講座」を修了した者 ・指導時間50時間以上の実施経験がある者 ・英語力の目安として、英語で授業が行える者 |
試験内容 | 資格認定には、J-SHINEの認定を受けた登録団体が主催する「指導者養成講座」を修了し、その団体より「小学校英語指導者」としての推薦を受ける必要がある。また、認定には、指導時間50時間以上の実施経験が求められる。 |
合格率 | 非公開 |
願書受付期間 | 随時 |
試験日程 | 随時 |
受験地 | なし |
受験料 | 指導者認定審査料: 6000円 |
合格発表日 | 随時 | 受験申込・問合せ | 特定非営利活動法人 小学校英語指導者認定協議会 〒105-0003 東京都港区西新橋1-20-10 西新橋エクセルビル4F TEL:03-6686-9284 FAX:03-6858-3827 |
ホームページ | J-SHINE ? NPO法人小学校英語指導者認定協議会 http://www.j-shine.org/ |