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プロボクサー

格闘技の王道、ボクシング。往年の人気は影をひそめたとはいえ、いまだ選手の層は厚く、最近は一般にも健康を目的にジムに通う人も多くなっています。また、女性ボクサーの増加も話題となっています。アマチュアからプロへと転向するには、新人テストに合格する必要があります。テストは計量から始まり、ドクターによる検診を経て、リングでのスパーリングがおこなわれます。計量や検診で不合格になる可能性もあります。

資格詳細
紀元前4000年ごろの古代エジプトですでにおこなわれていたというボクシングは、おのれの拳だけを武器にたたかう歴史の古い格闘技です。世界的に人気があり、オリンピック種目としてもきわめて長い歴史を持っています。ボクサーとしてボクシングの試合に出場し、ファイトマネーを稼ぐプロボクサーは、日本では事実上、日本ボクシングコミッション(JBC)が認定するライセンスを取得しなければ就けない職業となっています。

活躍場所
プロボクサーの活躍場所は、もちろん、四角いリングの上です。ボクシングの試合に出場し、拳のみを使って相手を打ち倒します。ひとつの試合で何ラウンドおこなうかはライセンスによって変わり、C級なら4回戦、A級になると倍の8回戦以上、戦い続けますが、よく知られているとおり、勝負が一瞬で決着することも多々あります。年間の試合数は3~5試合程度となっています。ボクシングは「減量」に代表される試合の準備も過酷なことで有名です。体重別に17階級(男子の場合)あり、試合前日の計量まで徹底した体重管理をしいられます。

収入と将来性
日本のボクシングは1960年代に全盛期をむかえ、現在はだいぶ衰退しているとされますが、しばしばテレビで中継特番が組まれるように、根強い人気があります。スターと呼ばれるほどのボクサーがひとり出現すれば、いつでも人気が急騰する可能性を持ち続けています。しかし、世間の人気とは関係なく、スターでないプロボクサーの生活が苦しいという現実は常に変わりません。残念ながら、この状況は好転することなく永続するでしょう。また、プロボクサーの収入は、なにしろ勝負の世界ですので、個人の成績によって大きな差があります。特に決まった給料はなく、基本的にファイトマネーだけが収入源です。ファイトマネーは、契約時の金額が勝敗によって変わることがないというメリットがあるものの、実際にプロボクサーとして生計を立ててゆくには、日本チャンピオン以上(1試合あたり100万円前後)でなければならないと言われています。そのため、ほとんどの選手は、別の仕事を持った上でボクサーを続けています。世界チャンピオンのタイトルマッチに出られるほどになると、1試合で1000万~5000万円ものファイトマネーを稼げるようになります。

向いている人
ボクシングは、格闘スタイルのシンプルさゆえに、喧嘩の延長であるかのように思われがちですが、喧嘩の強い人がボクサーとして大成するわけではありません。試合はもちろんのこと、減量など、試合の準備がきわめて過酷ですので、特に重視されるのがハングリー精神です。いくら腕っぷしが強くても、過酷な試合と生活に耐え抜く強いメンタルがなければ、成功どころか、ボクサーを続けることすら難しいでしょう。

取得方法
日本におけるプロボクサーのキャリアは、日本ボクシングコミッション(JBC)のプロテストに合格し、ライセンスを取得することから始まります。プロテストには年齢制限があり、17歳から32歳まで。また、日本プロボクシング協会(JPBA)に加盟するボクシングジムに所属している必要があります。ゆえにプロボクサーを目指す場合、まずはジムを探して入門し、「練習生」になりましょう。プロテストでは、実技(スパーリング)のほか、筆記試験もあります。練習生になってからプロテスト合格までには、もちろん個人差はありますが、3カ月~1年ほどかかります。



プロボクサー資格の難易度偏差値

B級 C級
偏差値0 偏差値0
判定不能
判定不能
※資格難易度の偏差値は当サイトの独自のものです。毎年微調整していますので難易度が変わる場合がありますのでご注意ください。
※資格の偏差値(難易度)は人によって感じ方が異なります。より正確に知りたい場合は「偏差値より難易度(難関、普通など)」を参考になさってください。

履歴書に記載する場合の資格の正式名称

平成○年○月○日 ボクサーライセンス○級 取得
所轄・主催:
一般財団法人日本ボクシングコミッション
※履歴書に資格を書く場合は略称ではなく必ず日付を入れて正式名称で書きます。
※資格の内容によって「取得」や「合格」など明記が変わりますのでご注意ください。
※民間資格などはあまり知られていない資格や似た名前の資格が他にある場合は資格名の前に主催団体を記載した方がよいです。
※正確な情報は資格の所轄団体にお問い合わせください。

2020年資格日程

願書受付
常時行われています。(年に4回以上試験がある)
試験日
常時行われています。(年に4回以上試験がある)
合格発表
常時行われています。(年に4回以上試験がある)
※資格の級やレベルによって試験日程が変わる場合は、その資格の代表的な日程を掲載しています。
※試験開催地によって試験日等が異なる場合があります。
※資格の日程は弊社独自の調査結果になります。正式な情報は必ず主催団体にご確認ください。

プロボクサー資格ガイド

資格種類 資格価値 資格タイプ おすすめ度 取得方法
資格種類の画像 資格価値の画像 資格タイプの画像 おすすめ度の画像 取得方法の画像
民間資格 特になし 特になし 前頭クラス 通学

プロボクサー試験概要

受験資格 ・満17歳~32歳までの男女
・コミッションドクターによる健康診断に合格した者
・受験地における各地区ボクシング協会加盟ジムに所属している者
・B級はさらに、アマチュアで全日本ランキング10位以内相当の実績を有する者
試験内容 プロボクサー新人テストに合格することで取得できる。

テストの流れ(東京の例)
・筆記テスト
・計量
・コミッションドクターによる検診
・実技テスト(スパーリング2R)
合格率 非公開
願書受付期間 随時(東京は年間9回程度)
試験日程 不定期(東京は年間9回程度)
受験地 全国各地(東京は後楽園ホール)
受験料
B級

男子:
11000円
女子:
11000円

C級

男子:
6600円
女子:
11000円
合格発表日 テスト翌日
受験申込・問合せ 一般財団法人 日本ボクシングコミッション(JBC)
東京都文京区後楽1-3-61 (株)東京ドーム内
TEL:03-3816-5761
ホームページ 日本ボクシングコミッション(JBC)
http://www.jbc.or.jp/info/test.html

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