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ビジネスキーボード

ビジネスキーボード認定試験は、商工会議所が実施する検定試験で、「キータッチ2000テスト」の上位に位置づけられるタイピング検定です。「日本語」「英語」「数値」の3科目に分かれており、それぞれ課題の文書を制限時間内に打ち、入力できた文字数により、SからA~Dのランクが認定されます。全科目全文字を入力できれば「ビジネスキーボードマスター」の称号を獲得することができます。

資格詳細
ビジネスキーボードは、「キータッチ2000テスト」の中級・上級のレベルにあたる認定試験で、タッチタイピングの速さと正確性が重視されます。出題内容は、実際のビジネス実務で使われることが多い単語や文章を中心として構成されているため、実践的なキーボード操作能力を習得できます。日本語・英語・数値の3科目があり、日本語は、制限時間10分以内に、短文、漢字の単語、カタカナの単語、ことわざや四字熟語などが出題されます。英語は、同じく制限時間10分以内に、単語、熟語、短文、アドレスなど、数値は制限時間5分となっており、算用数字や漢数字、郵便番号、記号付数字、日付などが出題されます。制限時間内に正しく入力できた文字数によってSからA、B、C、Dの5ランクで認定されます。全科目で最高ランクのS評価を取得できた人は、「ビジネスキーボードマスター」として認定されますが、非常に難しいようで、過去のデータによると10人にも満たないようです。採点方式は行単位に行われ、行内でスペースも含み一文字でもミスをすると、その行の入力文字数が0とカウントされることから、なかなか高ランクが取れないのかもしれません。それだけにやりがいがある資格といえます。

活躍場所
タッチタイピングはどこの会社でも普通にできるスキルと考えられているので、ビジネスキーボードの技能認定証明書で就職に直接つながることはありません。ただし、高ランクの認定を受けていると、タイピングの速さと正確さを要求されるデータ入力などの仕事に活かせるかもしれません。しかし、現在はデータ入力の仕事も先細り傾向ですので、ほかの業務スキルに加えて、タイピングが速いということであれば、活躍できる場は見つかるでしょう。

収入と将来性
タイピング能力はどこの会社でも必須とされる基本的なスキルですので、収入に直接つながる資格ではありません。タイピング速度がとりわけ速いからといって、就職や転職に特に有利とはならないでしょう。ただし、高ランク評価を受けていれば、実用的なスキルの証明として、会社全体の仕事の効率化に貢献できる有用な資格といえます。

向いている人
タッチタイピングの能力を証明したいと思う人におすすめです。日頃、企画書や契約書などを作成する業務が多い人で、誤字脱字なしに正確に早くタイピングできるようになりたいと思う方は受けてみてはいかがでしょうか。市販のソフトを利用して練習を重ね、高ランクの評価を目指して受験されるとよいでしょう。幅広い年齢層の男女が目指せる資格です。

取得方法
本認定試験はスピードと正確性を重視しているので、ブラインドタッチをスムーズにできるように、とにかくキーの配列や距離感をつかむことが大切です。市販のビジネスキーボードトレーニング用のソフトを有効に活用しましょう。練習は毎日継続することが大事ですが、タイピングで集中力をキープするのはけっこう大変ですので、30分から1時間ほど練習したら休憩をはさむことをおすすめします。10分間で1000文字程の入力を目標に練習を繰り返し行いましょう。英語科目の場合、普段から英語に慣れ親しんでいないと難しく感じるかもしれません。また、最も難関といわれているのは数値科目です。漢数字を算用数字に直して打つ問題も出題されているので、日本語の入力に慣れている人でも、英語や数値入力はかなり練習しておいたほうが良いでしょう。



ビジネスキーボード資格の難易度偏差値

偏差値39
超簡単
※資格難易度の偏差値は当サイトの独自のものです。毎年微調整していますので難易度が変わる場合がありますのでご注意ください。
※資格の偏差値(難易度)は人によって感じ方が異なります。より正確に知りたい場合は「偏差値より難易度(難関、普通など)」を参考になさってください。

履歴書に記載する場合の資格の正式名称

平成○年○月○日 ビジネスキーボード検定 合格
所轄・主催:
日本商工会議所
※履歴書に資格を書く場合は略称ではなく必ず日付を入れて正式名称で書きます。
※資格の内容によって「取得」や「合格」など明記が変わりますのでご注意ください。
※民間資格などはあまり知られていない資格や似た名前の資格が他にある場合は資格名の前に主催団体を記載した方がよいです。
※正確な情報は資格の所轄団体にお問い合わせください。

2020年資格日程

会場により試験日が異なる
願書受付
試験開催地によって願書受付日等が異なります。
試験日
試験開催地によって試験日等が異なります。
合格発表
試験開催地によって合格発表の日等が異なります。
※資格の級やレベルによって試験日程が変わる場合は、その資格の代表的な日程を掲載しています。
※試験開催地によって試験日等が異なる場合があります。
※資格の日程は弊社独自の調査結果になります。正式な情報は必ず主催団体にご確認ください。

ビジネスキーボード資格ガイド

資格種類 資格価値 資格タイプ おすすめ度 取得方法
資格種類の画像 資格価値の画像 資格タイプの画像 おすすめ度の画像 取得方法の画像
公的資格 特になし 特になし 小結クラス 通学

ビジネスキーボード試験概要

受験資格 不問
試験内容 「日本語」「英語」「数値」の3科目それぞれについて、試験時間中に入力できた文字数で技能を証明する。科目ごとにS、A、B、C、Dの5段階で認定される。
3科目すべて試験時間内に誤りなく全文字を入力できた者には「ビジネスキーボードマスター」の称号が与えられる。

日本語:
900字(10分)
・短文(1行・複数行)
・単語(漢字・カタカナ)
・ことわざ
・四字熟語
 など

英語:
3000字(10分)
・短文(1行・複数行)
・単語
・熟語
・アドレス
 など

数値:
1200字(5分)
・数字
・郵便番号
・日付
・漢数字→算用数字
・記号付き数字
 など
合格率 スコア表示
願書受付期間 随時
試験日程 随時(ネット試験)
受験地 全国各地の商工会議所が認定するネット試験会場
受験料 2570円
合格発表日 即時
受験申込・問合せ 全国の商工会議所
ホームページ ビジネスキーボード | 商工会議所の検定試験
https://www.kentei.ne.jp/bus/

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