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サーフィン海上安全指導員

荒ぶる大波を華麗に乗りこなすサーフィンは、常に危険と隣り合わせのマリンスポーツです。上級者になるほど高い波にチャレンジできるようになるため、危険度も増してゆきます。初心者のうちから安全教育がなされる必要があり、その指導者となるのがサーフィン海上安全指導員です。1日で終わる講習会に参加することで取得できますが、25歳以上かつ3年以上のサーフィン経験が求められます。

資格詳細
波の斜面をボードだけで滑走する爽快さが醍醐味のサーフィン。2020年の東京オリンピックでは正式に採用されました。マリンスポーツの中でも人気が高く、サーフィン愛好者は年々増えています。一方で、未熟な技術、波浪や潮流などの判断ミスにより事故が多発しています。このような事故を防止するためには、サーフィンの安全指導が必要です。そこで日本海洋レジャー安全・振興協会が、サーフィン海上安全指導員を養成し認定を行っています。本資格を取得するには、指導員講習会を受け、その後に実施される講習の習熟度をはかる筆記試験を受け、一定の基準を満たすことが必要です。講習会では、サーフィンに関わる事故の実態とその対策、日本沿岸の海象、救急法などについて学びます。講習会の受講資格は、25歳以上でサーフィンの活動経験が3年以上、もしくは当協会が適当と認めた人です。なお、2021年度より講習と資格試験は、新型コロナウイルス感染拡大防止のため、講習はビデオ・オン・デマンド形式で開催し、資格試験は人数を制限して会場で行っています。定員に限りがあるため、早めの手続きがおすすめです。

活躍場所
サーファーの人命を守るプロとして活躍が期待されます。また、サーフィン事故の防止だけでなく、サーフィンのマナー指導も行います。

収入と将来性
サーフィン海上安全指導員としての収入の情報はありません。基本的にマリンスポーツ関連の資格を活かせる仕事に高給が期待できるものは少ないようです。ただし、連盟の話によると、本資格の問い合わせが多数あるようです。サーフィンは少しの判断ミスで溺れるリスクがあるため、事故を防止し、マナーについて指導するサーフィン海上安全指導員の存在は大きいといえるでしょう。そのため海水浴場などでライフセーバーとして活躍する人で、サーフィン海上安全指導員の資格も同時に取得している方が多く、資格へのニーズが高いといえます。

向いている人
サーフィンが好きなことはもちろん、サーフィン経験を活かして海上安全の仕事に真剣に取り組むことができる人、事故が発生したときなど、どんな状況においても冷静に判断し、対応できる人に向いています。海上で身動きが取れない人を救助するためには、かなりの泳力も必要になるでしょう。また海上安全指導員は基本的にほとんど外で働くため、暑さや寒さなどに耐えられる体力も求められます。

取得方法
サーフィン海上安全指導員の試験は、基本的に講習を真面目に受けていれば、ほぼ合格できるようですので、それほど特別な試験対策は要らないようです。ただし、人命に関わる仕事ですので、サーフィン海上安全指導員として、本資格を真剣に活用したいという心構えが何よりも大切といえるでしょう。



サーフィン海上安全指導員資格の難易度偏差値

偏差値38
超簡単
※資格難易度の偏差値は当サイトの独自のものです。毎年微調整していますので難易度が変わる場合がありますのでご注意ください。
※資格の偏差値(難易度)は人によって感じ方が異なります。より正確に知りたい場合は「偏差値より難易度(難関、普通など)」を参考になさってください。

履歴書に記載する場合の資格の正式名称

平成○年○月○日 公認スクール修了証 取得
所轄・主催:
一般社団法人日本サーフィン連盟
※履歴書に資格を書く場合は略称ではなく必ず日付を入れて正式名称で書きます。
※資格の内容によって「取得」や「合格」など明記が変わりますのでご注意ください。
※民間資格などはあまり知られていない資格や似た名前の資格が他にある場合は資格名の前に主催団体を記載した方がよいです。
※正確な情報は資格の所轄団体にお問い合わせください。

2020年資格日程

願書受付
~2020年2月7日
試験日
2020年3月8日
合格発表
2020年3月8日
※資格の級やレベルによって試験日程が変わる場合は、その資格の代表的な日程を掲載しています。
※試験開催地によって試験日等が異なる場合があります。
※資格の日程は弊社独自の調査結果になります。正式な情報は必ず主催団体にご確認ください。

サーフィン海上安全指導員資格ガイド

資格種類 資格価値 資格タイプ おすすめ度 取得方法
資格種類の画像 資格価値の画像 資格タイプの画像 おすすめ度の画像 取得方法の画像
民間資格 特になし 特になし 大関クラス 独学

サーフィン海上安全指導員試験概要

受験資格 ・25歳以上
・サーフィン歴3年以上または日本海洋レジャー安全・振興協会が適当と認めた者
試験内容 サーフィン海上安全指導員講習会を受講(1日)し、修了テストに合格することで取得できる。

講習内容
・サーフィン海上安全指導員の業務など
・サーフィン事故の実態と対策
・安全指導上の留意事項
・日本沿岸の気象、海象
・救急法短期講習
合格率 98%
願書受付期間 ~4月中旬
試験日程 4月下旬
受験地 東京
受験料
受講料:
2000円
認定登録料:
3000円
合格発表日 講習会修了後
受験申込・問合せ 一般財団法人 日本海洋レジャー安全・振興協会
TEL:045-228-3066
ホームページ 公認指導員とは?
http://www.nsa-surf.org/nintei/instructor.html

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