To-Beエンジニア試験
To-Beエンジニア試験は、製造業の開発・設計技術者に求められる基礎技術力を認定する民間の試験制度です。試験は機械系、電気電子系、情報系、品質管理系の4分野にわたり、それぞれの基礎的な技術知識がためされます。試験結果は得点や理解度ランクのほか、レーダーチャートで各分野の得意・不得意が視覚的にわかるようになっています。モノづくり系の企業を目指す理系の学生やエンジニアに転職したい方におすすめの試験です。
資格詳細
To-Beエンジニア試験は、「株式会社コガク」が実施する技術者の基礎力を評価するための試験です。この試験は、企業が新入社員に対して集団受験させ、業界との比較やその後の教育に活用することが主な目的となっています。製造業における開発、設計技術者に必要な基礎的な技術力を認定する試験で、電気電子系・機械系・品質管理系・情報系の4分野が存在します。本試験は「ものづくり企業」におけるメンテナンス技術人材に求められる基礎知識を世界で初めて数値で「見える化」できるもので、日本語、英語、タイ語で受験が可能です。多言語対応により、グローバルレベルで技術力を評価する指標としても活用でき、外国人採用が増加している近年、同じ基準によって日本人技術者と外国人技術者のスキルを評価できます。具体的には、入社試験、入社後の職能教育をはじめ、配属・転属などの際に、入社1年未満の新人技術者において、理系人材の知識能力を数値的に把握することができます。この「見える化」により、試験結果を分析し活用することにより、ミスマッチや判断ミスが原因となる人的損失や教育の浪費を大幅に削減でき、貴重な理系人材を効果的に育成し戦略的に活用することが可能です。
活躍場所
To-Beエンジニア試験は、製造業において開発や設計の技術者が個々のスキルを理解するために活用されるほか、企業が理系の新人・中途採用試験として、または新人技術者の教育や研修の前後で能力を診断するために導入することが主な目的です。そのため、この試験の合格は直接的に仕事や転職に影響を与えるものではありません。
収入と将来性
To-Beエンジニア試験は、基本的にはエンジニアのスキル向上を追求する試験ではありません。むしろエンジニアの知識を可視化することで、企業は新入技術者の教育や研修時に能力評価として利用することができます。したがって、この試験はエンジニアの収入向上に直結する資格ではありません。知名度があまり高くなく情報も少ない試験ではありますが、試験を採用した企業では、「可視化されたデータから、マルチスキルのある学生を発見できた。」など、試験への高い評価が見られます。CBT試験への対応も始まり、PCがあれば場所を問わず国内外で受験が可能です。多言語版と組み合わせて海外拠点でもスムーズに利用できるため、今後の需要の増加が期待されます。
向いている人
受験に制限はなく、どなたでも受験できますが、主な対象者は入社試験受験者や入社1年前後の新人技術者です。また、「モノづくり企業」を志す理系学生や現在エンジニアとして働いている方も、自身のスキルを把握するために受験をおすすめします。
取得方法
公式テキストを手に入れて勉強することが一般的です。これらのテキストは技術系の基礎知識を包括的に網羅しており、多言語に対応しているため、試験の出題範囲を広くカバーできます。サンプル問題は公式ページからダウンロードできるため、まずはサンプル問題で出題の傾向を把握しておきましょう。また、公式eラーニングを利用することも選択肢の1つです。公式eラーニングは、テキストと同様に基礎学習と多言語に対応しています。学習の進捗状況を担当者が確認し、フォローも可能です。企業が集団受験を検討する場合は、試験を主催する「株式会社コガク」が、ニーズに適したオーダーメイドの研修企画を提案し、高品質な研修を提供することもできます。
To-Beエンジニア試験資格の難易度偏差値
判定不能 |
※資格難易度の偏差値は当サイトの独自のものです。毎年微調整していますので難易度が変わる場合がありますのでご注意ください。
※資格の偏差値(難易度)は人によって感じ方が異なります。より正確に知りたい場合は「偏差値より難易度(難関、普通など)」を参考になさってください。
※資格の偏差値(難易度)は人によって感じ方が異なります。より正確に知りたい場合は「偏差値より難易度(難関、普通など)」を参考になさってください。
履歴書に記載する場合の資格の正式名称
平成○年○月○日 To-Beエンジニア試験 合格
所轄・主催:
To-Be試験管理センター
※履歴書に資格を書く場合は略称ではなく必ず日付を入れて正式名称で書きます。
※資格の内容によって「取得」や「合格」など明記が変わりますのでご注意ください。
※民間資格などはあまり知られていない資格や似た名前の資格が他にある場合は資格名の前に主催団体を記載した方がよいです。
※正確な情報は資格の所轄団体にお問い合わせください。
※資格の内容によって「取得」や「合格」など明記が変わりますのでご注意ください。
※民間資格などはあまり知られていない資格や似た名前の資格が他にある場合は資格名の前に主催団体を記載した方がよいです。
※正確な情報は資格の所轄団体にお問い合わせください。
2020年資格日程
期間内のうち1日で受験
願書受付
2020年2月13日~2020年7月22日
試験日
2020年8月16日~2020年8月23日
合格発表
不明
※資格の級やレベルによって試験日程が変わる場合は、その資格の代表的な日程を掲載しています。
※試験開催地によって試験日等が異なる場合があります。
※資格の日程は弊社独自の調査結果になります。正式な情報は必ず主催団体にご確認ください。
※試験開催地によって試験日等が異なる場合があります。
※資格の日程は弊社独自の調査結果になります。正式な情報は必ず主催団体にご確認ください。
To-Beエンジニア試験資格ガイド
資格種類 | 資格価値 | 資格タイプ | おすすめ度 | 取得方法 |
---|---|---|---|---|
民間資格 | キャリアアップ(可) | 特になし | 小結クラス | 特になし |
To-Beエンジニア試験試験概要
受験資格 | 不問 |
試験内容 | 筆記試験(四肢択一:マークシート) ・機械系分野 ・機械工学基礎 ・材料 ・設計・製図 ・加工 ・機械要素 ・計測制御 ・電気電子系分野 ・電気回路の基礎 ・電子回路の基礎 ・半導体デバイス ・インターフェース ・モータと電力 ・センサ技術 ・情報系分野 ・情報の基礎 ・プロセッサ ・プログラミング ・システム構成 ・システム開発 ・ネットワークとマルチメディア ・品質管理系分野 ・品質 ・管理 ・QC的考え方 ・改善と問題解決 ・統計的考え方 ・QC七つ道具 |
合格率 | なし |
願書受付期間 | 4月~6月上旬 |
試験日程 | 7月上旬 |
受験地 | 東京 |
受験料 | 6000円 |
合格発表日 | 8月上旬 | 受験申込・問合せ | To-Be試験管理センター 〒160-0007 東京都新宿区荒木町23-15 アケボノ大鉄ビル2階 TEL:03-5362-5162 |
ホームページ | To-Beエンジニア試験とは http://www.tobe-exam.jp/about_tobe.html |