JTF〈ほんやく検定〉 - 難易度・合格率・日程・正式名称 | 資格の取り方

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JTF〈ほんやく検定〉

産業翻訳の世界ではプロフェッショナルへの登竜門とされるJTF〈ほんやく検定〉。基礎レベルと実用レベルからなり、インターネットを介しての受験が可能。地方や海外にお住いの方や障害をお持ちの方でも自宅から手軽に受けることができます。

資格詳細
JTF「ほんやく検定」は、翻訳の実務能力を問うプロ志向の民間検定試験であり、社団法人の日本翻訳連盟が実施しています。1級から5級までの級位が用意されており、4級以下は基礎レベル、3級以上は実用レベルと位置づけられています。試験では実際に文章の翻訳をおこないますが、実用レベルでは「政治・経済」や「科学技術」など6つの分野から専門分野を選択して受験します。基礎レベルでは、一般社会問題の短めの文章を翻訳することになります。

活躍場所
翻訳家の多くはフリーランスとして自宅で仕事をしており、現役の第一線で活躍している人の半数が女性というのが顕著な特徴です。国内外の翻訳会社から依頼を受けて、翻訳作業をおこなうのが一般的です。ネットを活用することで、海外の会社から翻訳の仕事を引き受けることも容易にできる時代となりました。インターネットを通じて仕事を探す場合には、各社が用意したトライアル(審査試験)に合格して実力を示した上で、契約を結ぶのが主流となっています。翻訳する文章は、小説などの読み物よりも、ソフトウェアや特許、医療、薬学などの産業分野の仕事が圧倒的に多く、それらのなかから自分の専門分野を見つけて活動する人が多いようです。

収入と将来性
グローバリズムの本格化とともに、あらゆる産業で国際化が進む現在、翻訳家の需要はより増しています。特に、ほんやく検定の実用レベルで選択する6分野では「情報処理(ソフトウェア)」や「特許」、「医学・薬学」といった産業分野での翻訳需要が高まりを見せています。経験がモノを言う世界ですので、安定して仕事を獲得できるまでには、ある程度の年数がかかりますが、その後は評判次第で高収入も見込めるようになるでしょう。ほんやく検定の2級以上を取得していれば、翻訳能力があると見なしてもらえるので、仕事を探す際に大きな強みとなります。ぜひ実用レベルの2級以上を目指してみてください。

向いている人
翻訳は、単に外国語を日本語に置き換えるだけの仕事ではありません。正確かつわかりやすい文章にすることが求められますので、英語力だけでなく、日本語の文章力も非常に重要です。日頃から日本語や英語の本をよく読み、文章を書くのが好きな人に向いています。なお、ほんやく検定は、インターネットを介した受験ができるので、地方在住者や身体障害者、海外在住者でも気軽に挑戦することができます。

取得方法
ほんやく検定では、実際に翻訳作業をおこなってその品質が審査されますが、出題される文章には、新聞や雑誌の記事、あるいは論文などが使われます。受験対策として、英字新聞や海外の雑誌を簡潔な日本語の文章に訳すトレーニングが欠かせません。ほんやく検定では訳文の正確さだけでなく、内容理解や表現力が重視されますので、試験までにどれだけ多くの翻訳経験を積んだかが問われると言ってよいでしょう。3級以上の実用レベルでは、受験する分野の専門知識も充分にたくわえておく必要があります。

JTF〈ほんやく検定〉資格の難易度偏差値

1級 2級 3級 4級 5級
偏差値69 偏差値67 偏差値55 偏差値44 偏差値41
難関
難関
普通
簡単
簡単

履歴書に記載する場合の資格の正式名称

平成○年○月○日 ほんやく検定○級 合格
所轄・主催:
一般社団法人日本翻訳連盟
※履歴書に資格を書く場合は略称ではなく必ず日付を入れて正式名称で書きます。
※資格の内容によって「取得」や「合格」など明記が変わりますのでご注意ください。
※民間資格などはあまり知られていない資格や似た名前の資格が他にある場合は資格名の前に主催団体を記載した方がよいです。
※正確な情報は資格の所轄団体にお問い合わせください。

JTF〈ほんやく検定〉資格ガイド

資格種類 資格価値 資格タイプ お薦め度 お薦め取得方法
資格種類の画像 資格価値の画像 資格タイプの画像 お薦め度の画像 お薦め取得方法の画像
民間資格 専門的資格(優) 特になし ★★★ 独学 公式テキスト

JTF〈ほんやく検定〉試験概要

受験資格 不問
試験内容
基礎レベル5級:
英日翻訳3題
英文読解能力(文章構造の完全な把握)
日本語表現能力(正しい日本語の記述)

基礎レベル4級:
英日翻訳2題および日英翻訳1題
原文読解能力(文脈および背景情報の理解)
英語および日本語の表現能力(母国語水準に近い自然な英語表現および、こなれた日本語表現)

実用レベル

各級共通で以下の6分野から1分野を選択、翻訳の完成度により1~3級または不合格を判定
・政経・社会
・科学技術
・金融・証券
・医学・薬学
・情報処理
・特許
1級:
専門家の翻訳であると認定する。原文の情報が正確で分かりやすく、かつ適切な文体で表現されている。
2級:
完成度の点では1級には一歩譲るが、実務では十分に通用する翻訳であると認定する。実務上では若干の修正が必要であるが、重大な誤訳はない。
3級:
内容理解力、表現力などの面で欠点もあるが、限られた時間内での作業、試験という特殊な環境などを考慮すると、実務で一応通用する翻訳力があると認められる。
合格率 約23%(3級)
願書受付期間 10~1月・4~7月
試験日程 1月・7月の第4土曜日
受験地 インターネット受験
受験料
基礎レベル5級:
5000円
基礎レベル4級:
6000円
4級5級併願:
10000円

実用レベル1科目:
10000円
実用レベル2科目:
15000円
合格発表日 試験終了後2カ月以内に郵送で通知
あわせてサイト上でも発表
受験申込・問合せ 一般社団法人 日本翻訳連盟
〒104-0031 東京都中央区京橋3-9-2 宝国ビル7F
TEL:03-6228-6607 FAX:03-6228-6604
ホームページ 日本翻訳連盟
http://www.jtf.jp/