JET(ジュニア・イングリッシュ・テスト)
JETは、「ジュニア・イングリッシュ・テスト」の名のとおり、小中学生の英会話能力を見るテスト。アメリカのIMETにより開発され、TOEICやTOEIC Bridgeの前の段階で受験されることが想定されています。子供向けということで、学校生活など身近なシチュエーションを題材に出題されるのも特徴です。
資格詳細
JET(Junior English Test)は、主に小・中学生の英語のコミュニケーション能力を測るテストで、米国の教育研究機関であるIMETが開発した国際標準の検定試験です。日本では現在年4回テストが行われており、TOEICの問題をモデルとして作成されているため、簡単にいうと、子供向けのTOEICといえます。ただし、JETの試験を実施しているのは日本ではJET委員会であり、TOEICの実施団体と異なります。JETでは、子供が英語で最初に習得する「聞く」力と「読む」力に重点をおき、テストはリスニングとリーディングによる構成となっています。また、習得レベルを、Starter(初級者)からAdvanced(上級者)まで10段階の級で学習者の能力を判定しているため、学習者は各自に合ったレベルを受けることが可能です。試験の問題は、学校生活、キャンプ、誕生日パーティ、家庭など、子どもが親近感を持つようなシーンが素材となっています。JETが英検Jr.と大きく異なる点は合否が出ることです。
活躍場所
JETはTOEICにつながるテストであり、JETの1・2級に合格すると、日常生活での多様な対話が理解でき、さまざまなテーマの長文を読んで要旨がつかめるレベルとされています。JET1級が英検準2級程度のレベルと考えると、順調に英検受験にチャレンジしていけば、就職を考える時期には取得した英検の資格をアピールすることで活躍できる場が広がるでしょう。
収入と将来性
小学校での英語教科化の影響により、最近はJETの受験者の低年齢化が進み、受験者の40%近くが小学校3年生以下のようです。グローバル化が進み、求められる英語力も変わってきています。学校教育における英語のカリキュラムでも「読む」「聞く」「書く」「話す」というすべての技能に重点が置かれています。こうした流れの中、小学校低学年、最近では小学校入学前から英語学習を始めさせる家庭も少なくありません。JETの主な対象は小中学生ですが、とくに年齢制限はないため、未就学児でも受験できます。JETは、世界基準に基づく評価が可能なことや、TOEIC BridgeやTOEICにつながるテストであることからも、今後もJET受験者は増えていくでしょう。
向いている人
JETは、基本的にいずれはTOEICを受験したいけれど、まだTOEIC BridgeもTOEICも難しすぎるという小中学生におすすめします。なお、JETは小中学生が対象の試験ですが、初級者レベルの9・10級はリスニングテストのみなので、アルファベットを覚えたばかりの小さな子どもも気軽にチャレンジできる内容です。幼稚園や幼児教室などからの団体受験も増えています。
取得方法
JETの難易度は、英検よりやさしく、英検Jr.よりは難しいというイメージです。ただし、JETの級は10級~1級までと細かく分かれており、級によっては英検よりも高いレベルになります。試験対策としては、2種類の公式テキストを使って勉強するのが一般的です。ひとつはJETで出題された問題を収録した「JET新公式問題」、もうひとつは「Hello! JET」です。こちらは学習ドリル形式の教材になります。どちらもオンラインでの販売のみです。また、公式ホームページに過去問題が公開されていますので見ておきましょう。無料で利用できますが、登録が必要です。
JET(ジュニア・イングリッシュ・テスト)資格の難易度偏差値
1級 | 2級 | 3級 | 4級 | 5級 |
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超簡単 |
判定不能 |
判定不能 |
判定不能 |
判定不能 |
※資格難易度の偏差値は当サイトの独自のものです。毎年微調整していますので難易度が変わる場合がありますのでご注意ください。
※資格の偏差値(難易度)は人によって感じ方が異なります。より正確に知りたい場合は「偏差値より難易度(難関、普通など)」を参考になさってください。
※資格の偏差値(難易度)は人によって感じ方が異なります。より正確に知りたい場合は「偏差値より難易度(難関、普通など)」を参考になさってください。
履歴書に記載する場合の資格の正式名称
平成○年○月○日 ジュニア・イングリッシュ・テスト○級 合格
所轄・主催:
国際コミュニケーションズJET委員会
※履歴書に資格を書く場合は略称ではなく必ず日付を入れて正式名称で書きます。
※資格の内容によって「取得」や「合格」など明記が変わりますのでご注意ください。
※民間資格などはあまり知られていない資格や似た名前の資格が他にある場合は資格名の前に主催団体を記載した方がよいです。
※正確な情報は資格の所轄団体にお問い合わせください。
※資格の内容によって「取得」や「合格」など明記が変わりますのでご注意ください。
※民間資格などはあまり知られていない資格や似た名前の資格が他にある場合は資格名の前に主催団体を記載した方がよいです。
※正確な情報は資格の所轄団体にお問い合わせください。
2020年資格日程
願書受付
常時行われています。(年に4回以上試験がある)
試験日
常時行われています。(年に4回以上試験がある)
合格発表
常時行われています。(年に4回以上試験がある)
※資格の級やレベルによって試験日程が変わる場合は、その資格の代表的な日程を掲載しています。
※試験開催地によって試験日等が異なる場合があります。
※資格の日程は弊社独自の調査結果になります。正式な情報は必ず主催団体にご確認ください。
※試験開催地によって試験日等が異なる場合があります。
※資格の日程は弊社独自の調査結果になります。正式な情報は必ず主催団体にご確認ください。
JET(ジュニア・イングリッシュ・テスト)資格ガイド
資格種類 | 資格価値 | 資格タイプ | おすすめ度 | 取得方法 |
---|---|---|---|---|
民間資格 | キャリアアップ(良) | 特になし | 大関クラス | 公式テキスト |
JET(ジュニア・イングリッシュ・テスト)試験概要
受験資格 | 不問 |
試験内容 | 解答形式は全てマークシート。全ての級で音声聞き取り問題が出題される。 1級・2級: Advanced(60問・50分)日常生活で接する多様な対話を聞いて理解し、色々なテーマの長文を読んで要旨が把握できるレベル 3級・4級: Intermediate(55問・45分)簡単な対話を聞いて理解し、多様なテーマの短文を読んで要旨が把握できるレベル 5級・6級: Basic(50問・45分)基本的な語彙、短文で構成された対話を聞いて内容を理解し、簡単な語彙や句、短文を読んで意味が把握できるレベル 7級・8級: Starter Plus(30問・35分)日常生活でよく使われる簡単な文章を聞いて理解し、基礎的な語彙が理解できるレベル 9級・10級: Starter(25問・30分)日常生活でよく使われる基礎的な語彙を聞き、理解できるレベル |
合格率 | 全級平均75% |
願書受付期間 | 年3回(2月・6月・10月)の受検日の約1カ月前まで |
試験日程 | 年3回(2月・6月・10月) ※団体申込の場合は1週間の期間内から受検日を設定 |
受験地 | 個人: 全国の公開会場団体: 学校・企業などの自ら設けた会場で申込担当者が実施(10人以上) |
受験料 | 1級・2級: 3900円3級・4級: 3600円5級・6級: 3300円7級・8級: 3100円9級・10級: 2900円 |
合格発表日 | 受検日の30日後に郵送 | 受験申込・問合せ | 株式会社 国際コミュニケーションズ JET委員会事務局 本部 事務局(京都): 〒604-0875 京都市中京区車屋町通竹屋町上ル砂金町403番地 田丸産業ビル1F TEL : 075-257-7830 FAX : 075-229-6271 東京事務局: 〒141-0031 東京都品川区西五反田三丁目6番20号 西五反田アクセス6F TEL : 03-5436-6770 FAX : 03-3493-2236 |
ホームページ | JET : ジュニア イングリッシュ テスト http://www.jet-japan.ne.jp/ |