IFPA認定アロマセラピスト
日本でも愛好家が増えたアロマセラピー。古くから盛んなヨーロッパではアロマセラピストの国際資格があり、イギリスのInternational Federation of Professional Aromatherapists(IFPA)が認定する資格もそのひとつです。日本で取得を目指す場合、アロマの学校(全国7校程度)に通学し、資格が取れるコースを受講する必要があります。通学にかかる時間および費用からも、プロのアロマセラピストになりたい人に向いた資格です。
資格詳細
アロマオイルを使うアロマセラピーは、英国では民間や医療の分野で広く利用されている自然療法の一つです。IFPA(国際アロマセラピスト連盟)認定アロマセラピストは、IFPAが主催する国際資格の名前です。IFPAには日本支部もあり、日本人のスタッフが会員をサポートしています。IFPAの会員になるには、IFPA認定校でアロマセラピーの授業を受けることが必要です。授業のカリキュラムには、精油の薬理学や化学をはじめ、病理学、解剖生理学などの専門知識や、さまざまな症例に対応するマッサージのテクニックが含まれています。カリキュラムの全日程を修了するとIFPA認定試験を受ける資格が与えられ、卒業試験を受けることができます。試験に合格するとディプロマが授与され、IFPA正規会員への申請後に承認されると、IFPA認定アロマセラピストとして正式に認定されるという流れです。IFPA認定アロマセラピストは、世界的な知識と技術、豊富な臨床経験を持つ証となり、心身の健康に関する専門家として活躍する機会が広がります。
活躍場所
IFPA認定アロマセラピストの多くは、医療や福祉の現場で働くか、独立して活動しています。具体的には、リラクゼーションやマッサージを提供する店舗やアロマグッズを販売する店舗なども含まれます。独立する場合、集客には人脈を活かしたり、チラシを配ったりといった地道な努力が必要であり、最初は苦労するかもしれません。
収入と将来性
一般的に、アロマセラピストの年収は一般企業の事務職よりもやや低い傾向があります。ただし、企業によっては上位の資格試験に合格すると、給料が上がるところが多く、資格取得をサポートしてくれるところもあります。また、給与形態には固定給と歩合給があり、サロンによって異なるため、収入に大きな違いが出ることも特徴です。アロマセラピストの資格は必須ではありませんが、求人では有資格者を優遇することが多く見られます。また、アロマセラピーは奥が深い分野なので、独学だけでは多岐にわたる内容を十分に学ぶのは難しいでしょう。本資格の難易度は高いですが、世界的に認められる知識と技術を証明できる資格として信頼されており、価値ある資格と言えます。
向いている人
日本では、アロマセラピーは医療行為ではなく、リラクゼーションの一形態です。セラピストは、「緊張や疲れを解消したい」「気持ちをリフレッシュしたい」といった人それぞれの不特定の悩みに対応する必要があります。そのため、顧客の好みやニーズを把握し、適切なアロマオイルを選択し、調合するスキルが求められます。この資格は、アロマセラピストとして理論だけでなく実践力を身につけたい人や、どんなクライアントにも自信を持って対応したい人に適しています。IFPA認定アロマセラピストは、世界的にも認められているため、国際的な活動を目指したい人にも最適です。
取得方法
IFPA認定アロマセラピストのプログラムは、アロマセラピストの資格の中でも世界的に最高水準とされています。そのため、難易度も高く、解剖生理学や病理学などの専門知識をしっかりと理解していないと資格取得は難しいかもしれません。日本では6つの学校がIFPAの認定校として指定されていますが、スクールごとに独自のカリキュラムがあるため、入学を考える前に、どのような内容を学ぶのかを問い合わせることをおすすめします。
IFPA認定アロマセラピスト資格の難易度偏差値
簡単 |
※資格難易度の偏差値は当サイトの独自のものです。毎年微調整していますので難易度が変わる場合がありますのでご注意ください。
※資格の偏差値(難易度)は人によって感じ方が異なります。より正確に知りたい場合は「偏差値より難易度(難関、普通など)」を参考になさってください。
※資格の偏差値(難易度)は人によって感じ方が異なります。より正確に知りたい場合は「偏差値より難易度(難関、普通など)」を参考になさってください。
履歴書に記載する場合の資格の正式名称
平成○年○月○日 IFPA認定アロマセラピスト 取得
所轄・主催:
国際プロフェッショナルアロマセラピスト連盟(IFPA)
※履歴書に資格を書く場合は略称ではなく必ず日付を入れて正式名称で書きます。
※資格の内容によって「取得」や「合格」など明記が変わりますのでご注意ください。
※民間資格などはあまり知られていない資格や似た名前の資格が他にある場合は資格名の前に主催団体を記載した方がよいです。
※正確な情報は資格の所轄団体にお問い合わせください。
※資格の内容によって「取得」や「合格」など明記が変わりますのでご注意ください。
※民間資格などはあまり知られていない資格や似た名前の資格が他にある場合は資格名の前に主催団体を記載した方がよいです。
※正確な情報は資格の所轄団体にお問い合わせください。
2020年資格日程
願書受付
常時行われています。(年に4回以上試験がある)
試験日
常時行われています。(年に4回以上試験がある)
合格発表
常時行われています。(年に4回以上試験がある)
※資格の級やレベルによって試験日程が変わる場合は、その資格の代表的な日程を掲載しています。
※試験開催地によって試験日等が異なる場合があります。
※資格の日程は弊社独自の調査結果になります。正式な情報は必ず主催団体にご確認ください。
※試験開催地によって試験日等が異なる場合があります。
※資格の日程は弊社独自の調査結果になります。正式な情報は必ず主催団体にご確認ください。
IFPA認定アロマセラピスト資格ガイド
資格種類 | 資格価値 | 資格タイプ | おすすめ度 | 取得方法 |
---|---|---|---|---|
民間資格 | 専門的資格(可) | 特になし | 横綱クラス | 独学 通信 |
IFPA認定アロマセラピスト試験概要
受験資格 | 認定校にて規定のコースを修了した者 |
試験内容 | ・アロマ理論 ・アロマ実技 ・解剖生理学 |
合格率 | 60%程度 |
願書受付期間 | 認定校により異なる |
試験日程 | 認定校により異なる |
受験地 | IFPA認定校(東京・石川・大阪・福岡) |
受験料 | IFPA学生会員: 3200円程度IFPA正会員登録費: 9300円程度※ほか認定校の通学費用(90万~130万程度)が必要 |
合格発表日 | 認定校により異なる | 受験申込・問合せ | 全国のIFPA認定校 | ホームページ | 英国IFPA資格対応メディカルアロマセラピストコース|JEA京都・大阪校 https://aromaschool.jp/course_ifpa |