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Excel表計算処理技能認定試験

ビジネス技能のなかでもコンピュータに関連するスキルを専門に資格を認定しているサーティファイ。Excel表計算処理技能認定試験は、そのサーティファイが実施する『Microsoft Excel』の技能を認定する資格試験です。ビジネスに欠かせない表計算ソフトだけに多くの受験者を獲得しています。

資格詳細
株式会社サーティファイの主催する資格試験。Excelの基本操作からレイアウト、関数、グラフ、テーブル、マクロに至るまで、Excelの操作や機能に関する知識が問われます。3級はやや初歩的な内容で、2級・1級は仕事での活用を考えてややExcel上級者向けの内容となっています。Excel2007、2010、2013、2016の試験が用意されており、普段使用しているExcelのバージョンから受験することが可能です。また、随時試験が導入されているのもExcel表計算処理技能認定試験の特徴。最寄りの試験会場から試験日程を確認して応募できます。

活躍場所
今やExcelやWordなどのOffice系ソフトは、どの業種においてもある程度必要なスキルとなりました。日々請求書作成や経理処理などを行っている事務職はもちろん、IT関連職、営業職、飲食店、建築業に病院など。さまざまな業種や分野でOffice系ソフトを活用した業務が行われています。内容は営業報告書であったり、作業進捗報告であったりさまざまですが、利便性の高さからExcelで書類を作成することも少なくありません。Excelは使えても、Excelに備わっている機能を知っているか知らないかで雲泥の差がうまれてしまうこともあります。Excelの機能を知っていて活用できれば、それだけ仕事も効率的に回すことができるためです。つまり、Excelを活用できるだけの知識があることを証明できる「Excel表計算処理技能認定試験」はほとんどすべての業種において活躍が期待できると言えます。

収入と将来性
Excelの知識については社会人として知っておくことが望ましい、さらに応用できるとなお良しというのが現状です。そのため、Excel表計算処理技能認定試験を持っているから、直接収入に繋がるという訳でもありません。しかし、就職や転職においては、即戦力として期待できるという点で、Excel表計算処理技能認定試験の資格を所持しておくことの意義があります。特に、日常的にExcelを利用することが多い事務職においては、Excelを使いこなせるというスキルは大きなメリットです。

向いている人
Excelがすべての業種に通じるところがあるという点では、できればどの業種に就くにしても取得しておくと安心です。少なくとも、Excelの基礎となるExcel表計算処理技能認定試験の3級は取得しておくと良いでしょう。さらに上の級となる2級と1級については、事務職関連の仕事に就きたいのであれば取得しておきたいレベル。1級とはいかなくても、だいたいの内容を理解できている2級レベルは取得しておくべきでしょう。なお、ExcelなどのOffice系ソフトの資格として有名なのが、マイクロソフトオフィススペシャリスト(通称MOS)。Excel表計算処理技能認定試験はMOSの応用版のようなものなので、MOSのさらに上を目指したい人にもおすすめの資格です。

取得方法
Excelに関する知識も問われますが、試験内容に関しては実技試験が大きなウエイトを占めています。つまり、実技の内容が合否に大きく関わってくるということです。勉強方法についても、机上で用語やExcelの操作を学習するのではなく、実際にパソコンでExcelを開いて練習問題をこなしていく方法を中心にやっていく方が良いでしょう。なお、実技試験は全体の得点数に応じて合否が決定します。1級や2級になると、関数やマクロなどやや高度な内容も入ってくるので、得意分野に絞って得意な部分を伸ばしていくのも勉強方法のひとつです。



Excel表計算処理技能認定試験資格の難易度偏差値

1級 2級 3級
偏差値42 偏差値38 偏差値0
簡単
超簡単
判定不能
※資格難易度の偏差値は当サイトの独自のものです。毎年微調整していますので難易度が変わる場合がありますのでご注意ください。
※資格の偏差値(難易度)は人によって感じ方が異なります。より正確に知りたい場合は「偏差値より難易度(難関、普通など)」を参考になさってください。

履歴書に記載する場合の資格の正式名称

平成○年○月○日 Excel表計算処理技能認定試験○級 合格
所轄・主催:
株式会社サーティファイ
※履歴書に資格を書く場合は略称ではなく必ず日付を入れて正式名称で書きます。
※資格の内容によって「取得」や「合格」など明記が変わりますのでご注意ください。
※民間資格などはあまり知られていない資格や似た名前の資格が他にある場合は資格名の前に主催団体を記載した方がよいです。
※正確な情報は資格の所轄団体にお問い合わせください。

2020年資格日程

願書受付
常時行われています。(年に4回以上試験がある)
試験日
常時行われています。(年に4回以上試験がある)
合格発表
常時行われています。(年に4回以上試験がある)
※資格の級やレベルによって試験日程が変わる場合は、その資格の代表的な日程を掲載しています。
※試験開催地によって試験日等が異なる場合があります。
※資格の日程は弊社独自の調査結果になります。正式な情報は必ず主催団体にご確認ください。

Excel表計算処理技能認定試験資格ガイド

資格種類 資格価値 資格タイプ おすすめ度 取得方法
資格種類の画像 資格価値の画像 資格タイプの画像 おすすめ度の画像 取得方法の画像
民間資格 キャリアアップ(可) 特になし 横綱クラス 独学 通学 公式テキスト

Excel表計算処理技能認定試験試験概要

受験資格 不問
試験内容
1級

Excelを用いてビジネス社会における高度な表計算処理を行うことができる。同時に、パソコン、表計算、ビジネス図表、ビジネス帳票、データベースに関する高度な実践的技能を駆使して業務処理を効率化することができる。
知識試験:
コンピュータに表示される多肢選択式の試験問題に解答
・表計算処理、およびMicrosoft Excelに関する知識
実技試験:
コンピュータに表示される仕様や指示に基づきワークシートを作成
・xlsxファイル、xlsmファイルの作成、編集

2級

Excelを用いてビジネス社会における通常の表計算処理を行うことができる。同時に、パソコン、表計算、ビジネス図表に関する実践的な技能を有している。
知識試験:
コンピューターに表示される多肢選択式の試験問題に解答
・表計算処理、およびMicrosoft Excelに関する知識
実技試験:
コンピュータに表示される仕様や指示に基づきワークシートを作成
・xlsxファイル、xlsmファイルの作成、編集

3級

Excelを用いてビジネス社会における簡単なワークシートの作成とデータの入力を行うことができる。同時に、パソコン、表計算、ビジネス図表に関する基礎的な技能を有している。
実技試験:
コンピュータに表示される仕様や指示に基づきワークシートを作成
・xlsxファイルの作成、編集
合格率 83.2%
願書受付期間
公開試験:
4月~8月・10月~2月
随時試験:
試験会場により異なる
試験日程
公開試験:
9月・3月
随時試験:
試験会場により異なる
受験地
公開試験:
北海道・宮城・埼玉・東京・神奈川・新潟・愛知・大阪・岡山・広島・香川・福岡・沖縄
随時試験:
全国主要都市
受験料
1級:
8100円
2級:
7000円
3級:
5900円
合格発表日 試験日から約1カ月後
受験申込・問合せ サーティファイ認定試験事務局
〒103-0025 東京都中央区日本橋茅場町2-11-8 茅場町駅前ビル
TEL:0120-031-749 FAX:0120-031-750
ホームページ Excel?(エクセル)表計算処理技能認定試験│資格検定試験│ビジネス能力認定 サーティファイ
http://sikaku.gr.jp/ns/el/

Excel表計算処理技能認定試験のレビュー

(2件)
ハナマル
エクセルを実務レベルで使えるようになる資格です

2021年03月09日
事務職で勤務をしていました。
エクセルやワードは使用頻度が多く、特にエクセルに関しては、データの入力だけではなく、グラフやデータの推移など報告業務に利用する機会が多くありました。
エクセルでは、関数やデータ集計など業務によって使用する項目が多くあります。
その為、本格的にエクセルを学びたいと考え、エクセル表計算技能検定試験を受験することを決めました。
エクセル表計算技能認定試験対策用の参考書を購入し独学で試験対策をしました。テキストがわかりやすく、内容を理解したうえで問題に取り組みました。
何度も問題を解いていくうちに、操作時間も短縮できスピードアップにもつながりました。
間違えた問題を何度も解きなおして、試験時間内に回答がすべて出来るようになりました。
約1か月の試験対策をしました。自分としては十分な時間を確保できなかったと思いましたが、
3級に一発で合格できました。次に2か月後、同じようにテキストと問題集を購入し、2級を受験しました。
ギリギリ時間内にテストを終えることが出来ましたが、2級の問題の難しさを痛感しました。
2級の内容は、関数やグラフ、データベースなど実務で大変役立つ内容でした。
資格を取得し仕事のスキルアップが出来て、作業の効率化に大変役立っています。
このレビューを6人中6人が評価しています


ぽこまる
Excelの基礎学習

2019年11月02日
この資格は、大学生時代word文書処理技能を取得してから、wordを学んだのだからExcelも学習したいと思い取得する事としました。
元々パソコンが苦手なword以上にExcelには苦手意識を持っていました。
ただ元々計算など数字が苦手な為、Excelを習得すれば事務仕事にも役立つのでは、無いかと思い基礎の3級を目指しました。
wordの講座が終了後大学でExcelの講座を受講し、通学の帰り道の電車で対策本を読み帰宅してから実技の練習をして、一日四時間程度学習してそれを一ヶ月程続けました。
そして見事合格して、その後事務職で仕事を始めたので簡単な表なら仕事でも作れるようになりました。
しかし今後を見据えてもっとExcelの応用を学びたいと思い応用を学ぶべくパソコン教室に通い始めwordと共に基礎からまた復習を始めました。
仕事では、入力が中心で自分でExcelを操作する事が少なく忘れかけていたので、大分思い出す事が出来ました。
この資格のおかげで事務仕事も捗る事が多く、基礎をマスターしておくととても楽だなと思いました。
このレビューを6人中5人が評価しています