財務専門官 - 難易度・合格率・日程・正式名称 | 資格の取り方

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財務専門官

財務専門官は、平成24年に始まった新しい採用試験で、財政および金融の専門家としてスキルを活かせる人材をつのるために実施されています。採用後は、金融機関の検査および監督や、国有財産の監理および活用などの業務をおこない、将来的には、国家の施策の企画立案や各地域に密に関係する業務をまかされるようになります。

資格詳細
奈良時代から続いた大蔵省を含めると、1300年もの長きにわたって日本の財政をつかさどっている財務省。健全な財政の確保や公平な課税の実現のために、財務省は全国に出先機関(地方支分部局)である「財務局」を設置して、地方における総合的な業務をまかせています。その財務局で活躍しているのが、財政や金融のスペシャリストである財務専門官です。国家試験である財務専門官採用試験に合格・採用されることで取得できる国家資格となっています。

活躍場所
財務専門官は、全国10カ所の財務局(または財務支局)を中心に活躍しています。財務局の下にはさらに多数の財務事務所および出張所があります。財務局においては、公共事業や社会保障などで組まれた予算が適切に使われているかどうかをチェックする予算執行調査や、災害時に復旧のためにかかる費用を確認する災害立会、学校などの施設建設のために地方公共団体に貸し付けをおこなう財政投融資などに関わります。また、財務局は金融庁の地方業務もまかされており、地方銀行など地域の金融機関への検査や監督、証券取引などの監視もおこないます。

収入
国家公務員である財務専門官は、国家公務員行政職俸給表(一)によってさだめられた給与を受け取ります。さらに勤務地により、地域手当が上乗せされ、扶養手当や通勤手当なども支給されます。たとえば東京都区内勤務の場合、地域手当を含めた初任給は20万3196円です。独自に策定された「仕事と子育て応援プラン」により、働く女性に対するバックアップ体制がととのえられているのもユニークな点です。

将来性
財務専門官は国家公務員のなかでも地味な部類に入るかもしれませんが、国と国民とのお金のやり取りを現場レベルで監督するという役割は非常に重要です。特に地震などの災害から復興を目指す際、国がいくら予算を割いても、それが適切に使われるかどうかは地域の財務専門官の働きによります。その役割は国土強靭化など今後の施策においても重要さを増してゆくでしょう。将来性については特に不安はありません。

向いている人
財務専門官は採用後の手厚い研修などが用意されているので、目指す時点で財政や金融に精通している必要はありません。それよりも、国家公務員としてふさわしい人柄であるかどうかが採用試験では重視されます。責任感が強く、公に尽くす熱意を持った人に向いています。もちろん、計算が得意な人のほうがよいのは言うまでもありません。また、財務局では多数のスタッフと共同で働くので、熱意があまって独断専行に走らない協調性も求められます。

取得方法
財務専門官は、財務局の財務専門官採用試験に合格し、採用されることで取得できる国家資格です。受験資格として、21歳以上30歳未満の場合には学歴を問われませんが、21歳未満では大学、短大、高専の卒業および卒業見込みが必要になります。試験は年1回おこなわれ、1次試験では基礎能力試験と専門試験(憲法・行政法、経済学・財政学・経済事情など)が実施されます。2次試験では個別面接がおこなわれます。



財務専門官資格の難易度偏差値

偏差値66
難関

履歴書に記載する場合の資格の正式名称

平成○年○月○日 財務専門官採用試験 合格
所轄・主催:
財務省
※履歴書に資格を書く場合は略称ではなく必ず日付を入れて正式名称で書きます。
※資格の内容によって「取得」や「合格」など明記が変わりますのでご注意ください。
※民間資格などはあまり知られていない資格や似た名前の資格が他にある場合は資格名の前に主催団体を記載した方がよいです。
※正確な情報は資格の所轄団体にお問い合わせください。

財務専門官資格ガイド

資格種類 資格価値 資格タイプ お薦め度 お薦め取得方法
資格種類の画像 資格価値の画像 資格タイプの画像 お薦め度の画像 お薦め取得方法の画像
採用試験 就職や転職にかなり有利 特になし ★★★ 独学 通学 通信

財務専門官試験概要

受験資格 ・21歳以上30歳未満の者
・21歳未満の者で次に掲げるもの
 ・大学を卒業した者および卒業する見込みの者ならびに人事院がこれらの者と同等の資格があると認める者
 ・短期大学または高等専門学校を卒業した者および卒業する見込みの者ならびに人事院がこれらの者と同等の資格があると認める者
試験内容
1次試験:
筆記試験
基礎能力試験:
多肢選択式
公務員として必要な基礎的な能力(知能および知識)について
・知能分野:文章理解、判断推理、数的推理、資料解釈
・知識分野:自然・人文・社会(時事を含む)
専門試験:
多肢選択式
財務専門官として必要な専門的知識などについて
・必須問題:憲法・行政法、経済学・財政学・経済事情
・選択問題:民法・商法、統計学、政治学・社会学、会計学(簿記を含む)、経営学、英語、情報数学、情報工学から2科目を選択
専門試験:
記述式
財務専門官として必要な専門的知識などについて
・選択問題:憲法、民法、経済学、財政学、会計学から1科目を選択

2次試験:
面接
人物試験:
個別面接
人柄、対人的能力などについて(性格検査も実施)
合格率 3%
願書受付期間 4月上旬
試験日程
1次試験:
6月上旬
2次試験:
7月中旬
受験地 札幌・盛岡・仙台・東京・新潟・松本・静岡・名古屋・金沢・京都・大阪・松江・岡山・広島・高松・松山・福岡・熊本・鹿児島・那覇
受験料 なし
合格発表日 8月下旬
受験申込・問合せ 財務省 大臣官房地方課 試験係
〒100-8940 東京都千代田区霞が関3-1-1
TEL:03-3581-4111(内線2775)
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