航空管制官 - 難易度・合格率・日程・正式名称 | 資格の取り方

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航空管制官

安全な空の旅を実現するために、なくてはならない存在のひとりが航空管制官です。無線機やレーダーをもちいて航空機の離着陸支持や情報提供をおこない、安全飛行を強力にサポートします。そんな管制官になるためには、国家試験に合格して採用後、1年間の基礎研修を経る必要があります。その後、全国の航空交通管制部や空港事務所に配属されます。

資格詳細
全国に100近くある空港。細長い日本国内の移動や、遠く海外への移動に、空港と空港を結ぶ航空機の航路は非常に大きな役割を果たしています。そして飛行機が安全かつ効率的に離発着するために、それぞれの空港につとめる航空管制官は欠かせない存在です。多くの人命に関わり、かつ日本経済にさえ影響を与えかねない重要な仕事であるため、航空管制官は国家資格であり、国家公務員として勤務することになっています。非常に責任重大なお仕事です。

活躍場所
航空管制官が活躍する舞台は、もちろん空港です。空港の航空管制塔などに配備され、レーダーや無線電話を駆使して、航空機のパイロットに飛行ルートの指示などをおこないます。安全な離着陸およびフライトを実現するために、飛行機同士の衝突や悪天候を避けるべく、適切な指示をするのが航空管制官の使命です。管制官ひとりで同時に複数の飛行機とやり取りするので、とても忙しく、かつ緊張感のある仕事となっています。

収入
航空管制官は国家公務員ですので、一定の給与体系にのっとった収入が保証されています。専門性が高いので「専門行政職俸給表」が適用され、初任給は173,827円とさだめられています。さらに住居手当や通勤手当などが支給され、出勤日には「管制手当」と呼ばれる特殊勤務手当があたえられます。また、勤務地によって最大18%の調整手当も加わります。一定基準のボーナスも必ずもらえます。平均月収は43万円程度です。

将来性
航空管制官は、世に空港がある限り、決して需要がなくならないお仕事です。格安航空会社の台頭など、さまざまな変化がおきていますが、空港そのもののニーズが減るということは今後ともないでしょう。そもそも国家公務員なので、待遇が急に悪くなるといった恐れもありません。将来性はまずまちがいなく安泰だと言ってよいでしょう。

向いている人
飛行機が好きで、特に旅客機に興味がある人に向いています。また、空港の管制システムに関心があり、その種のゲームを楽しめるような人であれば、なお向いていると言えます。航空管制官は、同時に複数の航空機と交信しつつ、即座に最善策を指示し続ける仕事ですので、器用さと判断力、パニックにおちいらない冷静さ、そして多数の人命をあずかる責任感が求められます。力仕事ではありませんが、多忙な仕事であるため、心身ともにタフである必要もあります。パイロットとのやり取りは原則的に英語なので、英語力も必要です。

取得方法
航空管制官になるには、国土交通省が実施する航空管制官採用試験に合格しなければなりません。試験倍率は14倍ほどに達し、英語の聞き取りおよび面接があるほか、空間認識力や記憶力もためされ、かなりの難関となっています。合格後は、国土交通省の職員すなわち国家公務員となりますが、航空保安大学校で基礎研修(1年間)を受けます。研修後、全国各地の空港または航空交通管制部に配属されますが、そこで「訓練生」として実地訓練がおこなわれます。数カ月から数年におよぶ訓練を修了して、ようやく航空管制官に任命されます。

航空管制官資格の難易度偏差値

偏差値65
難関

履歴書に記載する場合の資格の正式名称

平成○年○月○日 航空管制官試験 合格
所轄・主催:
国土交通省
※履歴書に資格を書く場合は略称ではなく必ず日付を入れて正式名称で書きます。
※資格の内容によって「取得」や「合格」など明記が変わりますのでご注意ください。
※民間資格などはあまり知られていない資格や似た名前の資格が他にある場合は資格名の前に主催団体を記載した方がよいです。
※正確な情報は資格の所轄団体にお問い合わせください。

航空管制官資格ガイド

資格種類 資格価値 資格タイプ お薦め度 お薦め取得方法
資格種類の画像 資格価値の画像 資格タイプの画像 お薦め度の画像 お薦め取得方法の画像
国家資格 就職や転職にかなり有利 業務独占資格 ★★★★★ 独学 通学

航空管制官試験概要

受験資格 21~29歳

21歳未満で以下に該当する者
・大学を卒業した者及び翌年3月までに大学を卒業する見込みの者並びに人事院がこれらの者と同等の資格があると認める者
・短期大学又は高等専門学校を卒業した者及び翌年3月までに短期大学又は高等専門学校を卒業する見込みの者並びに人事院がこれらの者と同等の資格があると認める者
試験内容
一次試験

基礎能力試験:
(多肢選択式)公務員に必要な基礎的な能力(知能および知識)について
適性試験:
航空管制官に必要な記憶力、空間把握力についての筆記試験
外国語試験:
(多肢選択式)英語
二次試験

外国語試験:
(聞き取り)英語のヒアリング
外国語試験:
(面接)英会話
人物試験:
人柄、対人的能力などについての個別面接
身体検査:
主に胸部疾患、血圧、尿その他の一般内科系検査
身体測定:
視力、色覚、聴力の測定
合格率 5.5%
願書受付期間 4月上旬
試験日程
一次試験:
6月上旬
二次試験:
7月上旬
受験地
一次試験:
札幌・岩沼・東京・新潟・名古屋・泉佐野・広島・松山・福岡・宮崎・那覇
二次試験:
札幌・所沢・泉佐野・福岡・那覇
受験料 なし
合格発表日 8月下旬
受験申込・問合せ 国土交通省 航空保安大学校 教務課
〒598-0047 大阪府泉佐野市りんくう往来南3-11
TEL (072)458-3917
ホームページ 航空保安大学校
http://www.cab.mlit.go.jp/asc/index.html