硬筆書写検定 - 難易度・合格率・日程・正式名称 | 資格の取り方

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硬筆書写検定

学校教育に「書写」や「習字」を取り入れている日本では、「美しい文字を書くこと」が一般的な教養のひとつとなっています。文字のきれいな人が尊敬される一方で、自分の字をコンプレックスに思っている人も少なくありません。文部科学省が後援する硬筆書写検定は、硬筆で文字を書く技能を認定する民間資格。ペン字が上達すれば代筆などにより社内で活躍の場が増えますし、1級合格者は指導者として独立開業することも可能です。

資格詳細
きれいな字を書けることは、人からの印象をよくし、尊敬され、ときには教養の高さや育ちのよさをも感じさせるものです。パソコンやスマホで文章を書くことが多くなった現在といえども、いわゆる「美文字」の持つプラス効果は薄れることがありません。硬筆書写検定は、旧称を「ペン字検定」といい、文部科学省が後援する公的資格。兄弟分の「毛筆書写技能検定」に対し、こちらは鉛筆やペンによる「硬筆」の能力を認定する検定試験となっています。

活躍場所
鉛筆やペンによる「硬筆」の文字は、筆による毛筆よりも日常的に人前で披露される機会が多く、それが美しく書けることは、社会人にとって地味ながらも重要なステータスとなりえます。学生にとっては、就職活動の際の履歴書でアピールできる資格であり、一般に2級以上を取得していると有利になると言われています。実際、一部の学校では授業の一環として硬筆書写検定を導入しているケースもあります。1級を取ることができれば、ペン字教室が開けるレベルです。

収入と将来性
硬筆書写検定の成績が収入に直結することはほとんどなく、あくまでも一般教養の一部ではあります。しかし、きれいな文字は書き手の印象を非常によくする効果があり、人物評価を高めるので、昇給や昇進にまったく関係がないとは言えないでしょう。また、字がきれいな人として知られるようになれば、上司などから代筆を頼まれる機会が生まれ、組織内での信頼を得る助けとなることもあります。目立ったメリットはないかもしれませんが、確実に武器となる資格です。

向いている人
硬筆書写検定は、日本語で文字を書くすべての人に向いている検定試験です。特に、字を書くのが苦手な人、字が汚くてコンプレックスに感じている人に、それを解消するための目標として非常におすすめできます。もちろん、自分の字に自信がある人には、格好の腕だめしとして楽しく挑戦できるはずです。クセがつくとなかなか治らないため、文字のトレーニングは早いほうがよいので、子どもさんに挑戦させてみたりするのもよいでしょう。また、日本語を勉強している外国人の方にもおすすめです。

取得方法
硬筆書写検定は、「毛筆書写検定」と同じく、財団法人の日本書写技能検定協会が実施しています(例年3回)。級位として、1級、準1級、2級~5級が用意されており、全級において受験資格は特にないため、自分のレベルに合った級位から挑戦することができます。試験内容は、すべての級位で、実技だけでなく理論も含まれています。受験対策としては、ペン字の通信教育が有名ですが、ある程度は独学でも合格できるでしょう。とはいえ、上級になるほど、専門の先生に師事したほうが確実ではあります。



硬筆書写検定資格の難易度偏差値

1級 準1級 2級 3級 4級 5級
偏差値57 偏差値54 偏差値48 偏差値39 偏差値0 偏差値0
普通
普通
簡単
超簡単
判定不能
判定不能

履歴書に記載する場合の資格の正式名称

平成○年○月○日 硬筆書写技能検定○級 合格
所轄・主催:
文部科学省
※履歴書に資格を書く場合は略称ではなく必ず日付を入れて正式名称で書きます。
※資格の内容によって「取得」や「合格」など明記が変わりますのでご注意ください。
※民間資格などはあまり知られていない資格や似た名前の資格が他にある場合は資格名の前に主催団体を記載した方がよいです。
※正確な情報は資格の所轄団体にお問い合わせください。

硬筆書写検定資格ガイド

資格種類 資格価値 資格タイプ お薦め度 お薦め取得方法
資格種類の画像 資格価値の画像 資格タイプの画像 お薦め度の画像 お薦め取得方法の画像
民間資格 特になし 特になし 特になし

硬筆書写検定試験概要

受験資格 不問
試験内容
1級

硬筆書写の高度な専門技術および知識をもって書くことができる。
実技問題

・速書き(4分間に約145字)
・漢字10字を楷書・行書・草書の3書体で書く
・縦書き(約55字)
・横書き(約75字・英数字を含む)
・自由作品(和歌、漢詩など)
・掲示文(7~8行・縦書き)
理論問題

・常用漢字の字体を旧字体と書写体で書く(各5字)
・草書と古典(おもに古筆)を読む
・漢字の添削・書道史
・誤字訂正(常用漢字)・歴史的仮名遣い

準1級

硬筆書写のより専門的な技術および知識をもって書くことができる。
実技問題

・速書き(4分間に約135字)
・漢字8字を楷書・行書・草書の3書体で書く
・縦書き(約55字)
・横書き(約70字・英数字を含む)
・自由作品(和歌、漢詩など)
・掲示文(6~8行・縦書き)
理論問題

・常用漢字の字体を旧字体と書写体で書く(各5字)
・草書と古典を読む
・書道用語・書道史
・誤字訂正(常用漢字)

2級

硬筆書写の専門的技術および知識をもって書くことができる。
実技問題

・速書き(4分間に約125字)
・漢字10字を楷書・行書の2書体で書く
・縦書き(約50字)
・横書き(約65字・英数字を含む)
・手紙の本文(ハガキに約90字)
・掲示文(6~8行・横書き)
理論問題

・筆順(楷書・行書)
・常用漢字の字体を旧字体と書写体で書く(各5字)
・草書を読む・文字の歴史・漢字の部分の名称
・誤字訂正(常用漢字)

3級

硬筆書写一般の基礎的技術および知識をもって書くことができる。
実技問題

・速書き(4分間に約115字)
・漢字10字を楷書・行書の2書体で書く
・縦書き(約45字)
・横書き(約60字・英数字を含む)
・手紙の宛名(ハガキの表書き)
・掲示文(6~8行・横書き)
理論問題

・漢字の部分(へんやつくりなど)の名称
・筆順(楷書)
・草書を読む
・誤字訂正(常用漢字)

4級

硬筆書写の基本的技術および知識をもって書くことができる。
実技問題

・速書き(4分間に約95字)
・漢字仮名交じりの言葉5~6字を書く
・縦書き(約40字)
・横書き(約55字・英数字を含む)
・掲示文(2行・縦書き)
理論問題

・筆順(教育漢字・ひらがな・カタカナ)
・漢字書き取り(教育漢字)

5級

硬筆書写の初歩的な技術および知識をもって書くことができる。
実技問題

・漢字仮名交じりの言葉5~6字を書く
・縦書き(約14~16字)
・横書き(約30字・数字と符合を含む)
・掲示文(2行・縦書き)
理論問題

・筆順(小学5年までの教育漢字・ひらがな・カタカナ)
合格率 51.2%(2級)
願書受付期間 4~5月・9~10月・12~1月
試験日程 6月中旬・11月上旬・2月上旬
受験地 全国主要都市
受験料
1級:
5000円
準1級:
4000円
2級:
3000円
3級:
2000円
4級:
1300円
5級:
1000円
合格発表日 試験日から1カ月前後
受験申込・問合せ 一般財団法人 日本書写技能検定協会
〒170-0005 東京都豊島区南大塚3-41-3
TEL:03-3988-3581 FAX:03-3988-3528
ホームページ 一般財団法人 日本書写技能検定協会
http://www.nihon-shosha.or.jp/pen/