浄化槽管理士 - 難易度・合格率・日程・正式名称 | 資格の取り方

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浄化槽管理士

浄化槽管理士は、浄化槽の点検および調整、さらには修理をおこなえる国家資格です。年1回、1日のみの国家試験に合格することで取得できますが、年10以上おこなわれる講習(13日間)を受講して考査に合格することでも取得可能です。いずれも受験資格・受講資格は不問となっており、だれでも受けることができます。

資格詳細
浄化槽とは、主に下水道が整備されていない地域での生活排水処理の目的で設置される汚水処理を行う装置一式を示しているものです。浄化槽を設置すると法令に則った管理が必要とされ、その管理を行える国家資格として浄化槽管理士が規定されています。浄化槽の管理業務に従事するためには必須の資格となります。この資格を取得する方法には国家資格の試験を受験する方法と、国が指定する講習機関で講習を修了する方法の2通りがあります。試験で取得する場合は試験日が年1回ですが、講習で取得する場合は13日間(計80時間)の講習を連続で受講する必要がありますので、試験と講習、共に時間にゆとりを持った準備が必要となります。

活躍場所
浄化槽管理士は、下水道の整備がされていない地域において設置された浄化槽が活躍の場所(=現場)となります。尚、下水道は大都市圏では既に整備がなされていますし、地方の農村や山間部では下水道類似施設(農業集落排水や特別環境下水道)が整備されており、浄化槽が設置される需要は減りつつあります。そのため、従来の市町村単位での業務から県域でのエリアに拡大して業務を行うケースが増えています。浄化槽管理を行う企業では、大規模に営業して顧客を掴むため、多数の浄化槽管理士を社員として採用しています。また、個人事業主として独立して浄化槽維持管理を行う方も多いのが特徴となっています。

収入と将来性
浄化槽管理士は下水道が整備されていない地域では必須の人材です。定期的な保守点検が法令で義務付けられている為、ニーズが途絶える事はありません。また、保守契約を結んだ顧客に対して定期的な作業を継続的に行える点から、安定的に収入を得ることのできる職業だと言うことができます。地域に密着した職業となりますので、地方でのUターン就職を考えている方にもお勧めの資格です。収入は会社員として浄化槽の点検保守に携わる場合で、一般的なサラリーマンと同等の収入となります。尚、浄化槽保守点検業は個人事業主として独立している方も多く、その場合は契約数次第で収入は大きく変わってきます。

向いている人
浄化槽という性格上、臭いというものは避けて通れない職業です。本業として従事されるのであれば、それなりの覚悟のいる仕事となります。衛生面に細心の注意を払える方でないと、病原体等を体に取り込むリスクが高い仕事ですので、そういった方面にも十分な注意を要します。管理業務ということもあり、薬剤の測定や計量業務がメインとなりますので、数字にある程度強いという条件は必要になります。尚、浄化槽のトラブル時の対応業務も出てきますので、お客様に対して臨機応変な対応を求められる場面も出てきます。適度なコミュニケーション能力も求められます。

取得方法
浄化槽管理士資格の取得方法は、年1回実施される国家試験を受験する方法と、国で指定する講習機関が主催する講習を修了する方法の2通りとなります。国家試験に向けての勉強法としては、参考書や過去問題集が書店で購入できますので、独学で勉強することも可能です。しかし合格率が21%と、なかなかの難関資格ですので、確実に合格できるようにするためには、外部の講習会や勉強会に参加して最新の情報を掴むことも大事です。講習会については各都道府県の浄化槽協会に問い合わせると開催情報を知ることが出来ます。また、浄化槽管理士資格を取得する前に維持管理会社に社員として管理業務に従事し資格を取る方法もあります。会社の社内教育として国家資格に向けた勉強会を行ったり、講習での資格取得に必要な費用を会社が補助してくれるケースもありますので、浄化槽管理の仕事に就きたい方は情報収集をしてみることをお勧めします。



浄化槽管理士資格の難易度偏差値

偏差値54
普通

履歴書に記載する場合の資格の正式名称

平成○年○月○日 浄化槽管理士試験 合格
平成○年○月○日 浄化槽管理士免状 取得
所轄・主催:
環境省
※履歴書に資格を書く場合は略称ではなく必ず日付を入れて正式名称で書きます。
※資格の内容によって「取得」や「合格」など明記が変わりますのでご注意ください。
※民間資格などはあまり知られていない資格や似た名前の資格が他にある場合は資格名の前に主催団体を記載した方がよいです。
※正確な情報は資格の所轄団体にお問い合わせください。

浄化槽管理士資格ガイド

資格種類 資格価値 資格タイプ お薦め度 お薦め取得方法
資格種類の画像 資格価値の画像 資格タイプの画像 お薦め度の画像 お薦め取得方法の画像
国家資格 就職や転職にかなり有利 業務独占・必置資格 ★★★★★ 独学 講習

浄化槽管理士試験概要

受験資格 不問
試験内容 試験のほか、浄化槽管理士講習を修了することでも取得可能。

試験科目

・浄化槽概論
・浄化槽行政
・浄化槽の構造及び機能
・浄化槽工事概論
・浄化槽の点検、調整および修理
・水質管理
・浄化槽の清掃概論
合格率 27.10%
願書受付期間 7月上旬~8月上旬
試験日程 10月下旬
受験地 宮城県・東京都・愛知県・大阪府・福岡県
受験料 20200円
合格発表日 試験日から2カ月以内
受験申込・問合せ 公益財団法人 日本環境整備教育センター国家試験事業グループ
〒130-0024 墨田区菊川2丁目23番地3
TEL 03-3635-4881
ホームページ 試験・講習事業のご紹介 |日本環境整備教育センター
http://www.jeces.or.jp/course/index.html