機械保全技能士 - 難易度・合格率・日程・正式名称 | 資格の取り方

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機械保全技能士

機械保全技能士は、工場などで設置・稼働している機械のメンテナンス能力を認定する国家資格です。整備の対象となる機械ごとに、機械系保全作業、電気系保全作業、設備診断作業の3つに区分されています。試験は都道府県職業能力開発協会が実施し、学科試験と実技試験で構成されています。

資格詳細
機械保全技能士とは、国家資格であり2015年からは公益社団法人日本プラントメンテナンス協会が業務委託を受けて運営しています。製造業の現場作業において、必要になる機械の保全作業や設備診断の知識を身に付けることができます。この資格においては一般的に製造業などを営む企業が団体申請を行って、各従業員に受験を奨励しているケースがあり、合格すれば企業が受講費の一部(全額)負担をするなどしています。機械保全には「機械系保全作業」、「電気系保全作業」、「設備診断作業」の3項目を選択し、それぞれ必要な実務経験が分かれています。特級は1級合格後5年以上、1級は7年以上、2級は2年以上、3級は実務経験無しでも可となっています。多くの企業は2級の合格を推奨しています。

活躍場所
主に製造業の現場で活躍でき、機械・設備の保全計画の作成やトラブル時の対応、データの収集など、機械生産性を低下させずに機械・設備が有効稼働できるように取り組みます。ライン生産の工場では、一つの設備がトラブルを起こすとライン全体がストップし、工場の生産性に大きな支障をきたしてしまいます。それを未然に防いだり、迅速に復旧できるようにするのが大きな仕事といえます。

収入と将来性
多くの企業が資格手当を実施しており、製造業への転職には有利ともいえる資格です。製造業には資格を取らなくても、長年の経験を活かして、腕を頼りに働いている年齢が高い作業員も多いものです。しかし、10年、20年後を見据えた時に、業務効率化や改善活動を行っていく中で、今後多くの従業員に必要な資格となっていきそうです。

向いている人
治工具を触っているだけでなく、関係各所と連携を図り、時には外部企業とも打ち合わせを行う際、高い知識とスキルが求められることから、製造業において設備の段取りやメンテナンスに携わっている人には必須といえます。

取得方法
個人申請と団体申請の方法があります。公益社団法人日本プラントメンテナンス協会のホームページから機械保全技能士のページをアクセスすれば、受験概要についてインターネットと郵送の手続き申請ができます。受験は学科と実技があります。学科はマークシート方式で特級から2級までは50問出題されます。実技は階級と項目ごとに異なり、ペーパーテスト、要素試験、作業試験があります。過去問から出題内容を予測して勉強するのがベストといえます。過去問が掲載されている傾向と出題などのテキストにはほぼその通りの問題が出題されますので、とにかく過去問をきっちりと時間をかけて勉強すれば合格への近道となります。機械保全技能士の合否ラインは、学科試験が100点を満点として65点以上となっており、実技試験は少し低めの60点以上が合格ラインとなっています。



機械保全技能士資格の難易度偏差値

特級 1級 2級 3級
偏差値55 偏差値52 偏差値44 偏差値39
普通
普通
簡単
超簡単

履歴書に記載する場合の資格の正式名称

平成○年○月○日 ○級機械保全技能検定試験 合格
所轄・主催:
厚生労働省
※履歴書に資格を書く場合は略称ではなく必ず日付を入れて正式名称で書きます。
※資格の内容によって「取得」や「合格」など明記が変わりますのでご注意ください。
※民間資格などはあまり知られていない資格や似た名前の資格が他にある場合は資格名の前に主催団体を記載した方がよいです。
※正確な情報は資格の所轄団体にお問い合わせください。

機械保全技能士資格ガイド

資格種類 資格価値 資格タイプ お薦め度 お薦め取得方法
資格種類の画像 資格価値の画像 資格タイプの画像 お薦め度の画像 お薦め取得方法の画像
国家資格 キャリアアップ(良) 名称独占資格 ★★★★★ 独学 講習

機械保全技能士試験概要

受験資格
特級

・1級合格後5年以上の実務経験

1級

・7年以上の実務経験、または2級合格後2年以上、3級合格後4年以上の実務経験
※学歴により必要な実務経験年数が異なる

2級

・実務経験2年以上、または3級合格者
※学歴により実務経験が不要になる

3級

・不問
試験内容
特級

学科試験

・工程管理
・作業管理
・品質管理
・原価管理
・安全衛生管理および環境の保全
・作業指導
・設備管理
・機械保全に関する現場技術
実技試験

・工程管理
・作業管理
・品質管理
・原価管理
・安全衛生管理
・作業指導
・設備管理

1級・2級

学科試験

・機械一般
・電気一般
・機械保全法一般
・材料一般
・安全衛生
・選択科目
 ・機械系保全法
 ・電気系保全法
 ・設備診断法
実技試験

・選択科目
 ・機械系保全作業
 ・電気系保全作業
 ・設備診断作業

3級

学科試験

・機械一般
・電気一般
・機械保全法一般
・材料一般
・安全衛生
・選択科目
 ・機械系保全法
 ・電気系保全法
実技試験

・選択科目
 ・機械系保全作業
 ・電気系保全作業
合格率
願書受付期間 4月上旬~中旬・10月上旬~中旬
試験日程
実技試験:
6月上旬~9月中旬・12月上旬~2月下旬
学科試験:
7月下旬~9月上旬・1月下旬~2月上旬
受験地 指定の試験場
受験料
学科試験:
3100円
実技試験:
16500円
※都道府県によって異なる場合がある
合格発表日 10月上旬・3月中旬
受験申込・問合せ 中央職業能力開発協会
TEL 03-6758-2855
ホームページ 技能検定のご案内 : 中央職業能力開発協会(JAVADA)
http://www.javada.or.jp/jigyou/gino/giken.html