校正技能検定 - 難易度・合格率・日程・正式名称 | 資格の取り方

スポンサーリンク


校正技能検定

書籍や雑誌などの内容を正しく不備のないものに仕上げる「校正」の技術は、出版界だけでなく、文書の作成および点検が重要な一般企業においても活用できるスキルです。日本エディタースクールが主催する校正技能検定は、その校正の技術を認定する民間の検定試験。上級と中級があり(初級は大学などの教育機関の学生のみ)、校正にもちいる知識をためす学科試験のほか、実際に校正作業をおこなう実技試験があります。

資格詳細
校正とは、主に出版において、原稿と校正刷り(仮刷り)とを突き合わせて、誤字や脱字、誤植、体裁上の不備を修正する作業のことです。書物の完成度を左右する重要な役割であり、文章を主体とした本の出版には欠かせないプロセスですが、特別な技能や経験が求められる仕事でもあります。そしてこの能力を認定する検定試験として、校正技能検定があります。1966年から始まった由緒ある民間検定で、校正の技能をためすものとしては唯一の試験となっています。

活躍場所
校正技能検定で認定される校正の技能は、主に出版業界で活躍します。具体的には、出版社や新聞社、印刷会社、編集プロダクションにて、プロフェッショナルな校正の技術を駆使し、小説や実用書などの書物、雑誌、新聞、広告など、あらゆる文章出版物の品質を支えています。また、出版業界だけでなく、文章の作成および点検などの業務に信頼が求められる一般企業でも、校正技能検定で身につくスキルは有効に活用できるでしょう。誤字や脱字に気づく力がやしなえるので、文章を書く機会のあるすべての人に有益な検定と言ってもよいでしょう。

収入と将来性
急速に進んだデジタル化やDTP化により、出版印刷業界は大きな変革をせまられ、「出版不況」と呼ばれる逆風のなかにありますが、機械にはマネのできない校正作業の重要性はきわめて高いため、その技能の需要にはさほど影響がありません。むしろ文字や組方を見る目の確かさが以前よりもシビアに求められるようになっています。また、デジタル時代においても情報の主流は文字であり、正確な文章を作成することの大切さが改めて問われている時代でもあります。校正のスキルは今後も重要であり続けるでしょう。

向いている人
校正という作業にもっとも必要なのは「注意深さ」です。誤字や脱字を見落とさないために、観察力や注意力、そして集中力が重要になります。誤字を誤字だと認識できなければ話にならないので、人並み以上の国語力があることも前提になります。普段から本や新聞を読むのが好きだという人に向いていますが、自分で文章を書き、推敲することに慣れている人ならなお適格でしょう。

取得方法
校正技能検定は、校正および編集の学校である日本エディタースクールが実施しています。初級、中級、上級の級位が用意されていますが、初級は同学校や大学・短大などで指定単位科目を修得することで認定されます。中級と上級には統一試験があり、学科試験と実技試験で構成されています。実技では「初校原稿引き合わせ」や「校正刷り、校正作業」といった実践的な校正作業がおこなわれます。受験対策としては、公式の校正練習問題集を利用したり、各種の試験対策講座を利用するのがおすすめです。



校正技能検定資格の難易度偏差値

上級 中級
偏差値53 偏差値48
普通
簡単

履歴書に記載する場合の資格の正式名称

平成○年○月○日 校正技能検定○級 合格
所轄・主催:
日本エディタースクール
※履歴書に資格を書く場合は略称ではなく必ず日付を入れて正式名称で書きます。
※資格の内容によって「取得」や「合格」など明記が変わりますのでご注意ください。
※民間資格などはあまり知られていない資格や似た名前の資格が他にある場合は資格名の前に主催団体を記載した方がよいです。
※正確な情報は資格の所轄団体にお問い合わせください。

校正技能検定資格ガイド

資格種類 資格価値 資格タイプ お薦め度 お薦め取得方法
資格種類の画像 資格価値の画像 資格タイプの画像 お薦め度の画像 お薦め取得方法の画像
民間資格 就職や転職にやや有利 特になし ★★★★ 通学 通信

校正技能検定試験概要

受験資格
上級

・中級合格者

中級

・日本エディタースクールの所定コースを修了した者
・各種機関で一定の実技訓練を受けた者または実務経験のある者
・上記いずれかに準ずる者として校正技能検定委員会に認定された者
試験内容
上級

実技試験

・校正刷りと校正作業
学科試験

・校正作業に必要な知識
・用字用語に関する知識
・一般的知識

中級

実技試験

・初校原稿引き合わせ
・校正刷りと校正作業
学科試験

・校正作業に必要な知識
・用字用語に関する知識
・一般的知識
合格率 38%(中級)
願書受付期間
上級:
1月中旬~3月下旬
中級:
5月上旬~7月中旬・9月上旬~12月上旬
試験日程
上級:
3月下旬
中級:
7月下旬・12月中旬
受験地
上級:
東京
中級:
東京・兵庫
受験料
上級:
9720円
中級:
8640円
合格発表日 後日、合否結果を郵送
受験申込・問合せ 日本エディタースクール
〒101-0061 東京都千代田区三崎町2-4-6
TEL:03-3263-5891 FAX:03-3263-5893
ホームページ 校正技能検定 | 日本エディタースクール
http://www.editor.co.jp/exam/