外務省専門職員 - 難易度・合格率・日程・正式名称 | 資格の取り方

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外務省専門職員

外務省専門職員は、任地の国または地域の専門家、または経済および条約などの専門家として働く国際舞台のスペシャリストです。採用されると、まず国内研修を受け、外務本省で1年間の勤務。その後、2~3年間の海外研修があり、以後、5~6年単位で本省勤務と在外公館勤務を繰り返すことになります。

資格詳細
外交は、国と国との関係性においてきわめて重要な役割を果たしています。外交次第で、国内の経済状況をも左右し、戦争になることもあれば、それを回避することもできます。その外交を担当する組織が外務省であり、外交の最前線で活躍するのが外交官です。外交官には、国家公務員採用総合職試験に合格したいわゆる「キャリア」と外務省専門職員採用試験の合格者とがいますが、ここではノンキャリアである専門職について解説します。

活躍場所
ニュースでは首相など国会議員による「議員外交」が目立ちますが、実際に日夜、外国と交渉をおこなっているのは外務省の外交官たちです。幹部候補として「大使」への就任が期待される総合職(キャリア外交官)と異なり、専門職員(ノンキャリア外交官)は、海外の特定地域に精通したスペシャリストとしての働きが求められます。得意の外国語やその土地の文化に関する知識を活かして、日本とその国とのさまざまな交渉や情報分析をサポートするのが専門職員の使命です。

収入
外務省専門職員は、国家公務員ですので、公務員規定によって給与がさだめられています。国家公務員の収入は、年齢イコール月収と言われますが、外務省専門職員も基本的には同程度です。ただし外交官として、在外公館に海外勤務する場合、さまざまな手当がついて給与に上乗せされます。たとえば毎月の在勤基本手当として、10万から50万円もの手当がプラスされます(金額は赴任先や等級により異なります)。また、住居手当や配偶者手当、子女教育手当なども加わり、家族で海外赴任する外交官の収入は同年代の他の国家公務員よりも多くなります。

将来性
国家公務員ということで、将来性に不安はないと言えますが、海外赴任の場合には、その国と日本との関係性によって左右される面があります。政情が不安定であったり、治安が悪かったりする国に赴任した場合には、外交官の生命に危機がおよぶかもしれません。とはいえ世界的に見て、日本に対する好感度は高いので、比較的、安心ではあります。より日本を好きになってもらえるように、外交官として努力することが、自身の安泰にもつながるでしょう。

向いている人
外交官に必要なスキルの第一は、語学力です。世界の共通語である英語はネイティブスピーカーなみに使えなければならず、その上で第二、第三の外国語を習得していることが望ましいでしょう。そして外交の基本は外国人たちとの話し合いであり、異文化の人びとといかに人間関係を構築してゆけるかが肝要ですので、高度な社交性が求められます。また、単に仲よくできるだけではなく、国益のためには話し合いのなかでの駆け引きも重要です。人との交渉で利益を引き出すのが得意という人に向いています。

取得方法
外務省専門職員になるためには、国家試験である外務省専門職員試験に合格しなければなりません。筆記主体の一次試験では、憲法や国際法、経済学、そして外国語などの知識と理解力がためされます。一次試験に合格すると、個別面接と集団討論、外国語会話試験、身体検査からなる二次試験に挑戦でき、合格することで外務省に勤務する道がひらけます。試験でためされる外国語は、英語やフランス語、ドイツ語、スペイン語といった主だった言語のほか、ペルシャ語やウルドゥー語、ミャンマー語などのマイナーな外国語から自分の得意な言語をひとつ選択します。



外務省専門職員資格の難易度偏差値

偏差値70
難関

履歴書に記載する場合の資格の正式名称

平成○年○月○日 専門職員採用試験 合格
所轄・主催:
外務省
※履歴書に資格を書く場合は略称ではなく必ず日付を入れて正式名称で書きます。
※資格の内容によって「取得」や「合格」など明記が変わりますのでご注意ください。
※民間資格などはあまり知られていない資格や似た名前の資格が他にある場合は資格名の前に主催団体を記載した方がよいです。
※正確な情報は資格の所轄団体にお問い合わせください。

外務省専門職員資格ガイド

資格種類 資格価値 資格タイプ お薦め度 お薦め取得方法
資格種類の画像 資格価値の画像 資格タイプの画像 お薦め度の画像 お薦め取得方法の画像
採用試験 就職や転職にすごく有利 特になし ★★★ 独学 通学

外務省専門職員試験概要

受験資格 ・21歳以上30歳未満
・21歳未満で次に掲げる者
 ・大学を卒業した者および翌3月までに卒業する見込みの者、ならびに人事院がこれらの者と同等の資格があると認める者
 ・短期大学または高等専門学校を卒業した者および翌3月までにそれらを卒業する見込みの者、ならびに人事院がこれらの者と同等の資格があると認める者
試験内容
1次試験

専門試験:
記述式
憲法、国際法、経済学
基礎能力試験:
多肢選択式
知能分野、知識分野
時事論文試験

外国語試験:
記述式
外国語和訳、和文外国語訳

2次試験

外国語試験:
面接
外国語会話
人物試験

個別面接(2回・性格検査を含む)・グループ討議
身体検査

胸部X線撮影などを含む一般的な検査

1次2次の外国語試験における言語は以下の中から1つ選択する(年度による増減あり)。
英語・フランス語・ドイツ語・ロシア語・スペイン語・ポルトガル語・イタリア語・アラビア語・ペルシャ語・ミャンマー語・タイ語・ベトナム語・インドネシア語・中国語・朝鮮語
合格率 6.70%
願書受付期間 4月上旬~中旬
試験日程
1次試験:
6月中旬(2日間)
2次試験:
7月下旬~8月上旬
受験地
1次試験:
東京都・京都市
2次試験:
東京都
受験料 なし
合格発表日 8月下旬
受験申込・問合せ 外務省 人事課採用班
〒100-8919 東京都千代田区霞が関2丁目2番1号
電話(03)3580-3311(大代表) 内線2131
ホームページ 試験採用 | 外務省
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