資格の取り方 » 民間資格 » 環境 » 防犯診断士

防犯診断士

治安のよさで世界的に有名な日本ですが、大小さまざまな犯罪は日常的に発生しています。特に子どもやお年寄りが命を奪われるような悲惨な事件も少なくありません。そうして人びとの防犯意識の高まりとともに、防犯の専門家の必要性も高まっています。防犯診断士は、社会の要求にこたえて防犯のエキスパートを養成する民間資格です。日本防犯診断士協会が実施する養成講習(在宅も可)を修了し、試験に合格することで取得できます。

資格詳細
日本は世界の中でも治安の良い国とされていますが、現実としてはさまざまな規模の犯罪が日常的に発生しています。特に近年では、子どもや高齢者が巻き込まれ、命を落とすような事件が増加しているのが現状です。こうした状況を受けて、人々の防犯意識が高まっており、同時に防犯専門家への需要も増えています。日本では防犯診断士という民間資格が存在します。この資格は防犯に関する幅広い知識とスキルを持っていることを証明する、日本防犯診断士協会が認定する資格です。防犯診断士は、子どもや高齢者を保護し安全な街づくりを推進するための専門家であり、住宅やマンションなどの防犯対策にも精通しています。この資格を取得するためには、日本防犯診断士協会が主催する「S級防犯診断士養成講座」の受講と試験に合格することが必要です。講座は2日間で行われ、合計12時間の講義があり、希望者は講義の2日目終了後に試験を受験することができます。遠方に住んでいる場合でも、在宅コースを利用して講座を受講することが可能です。なお、似たような資格として、日本防犯設備士協会が認定する「防犯設備士」が存在しますが、これは主に防犯システムや設備に関するもので異なる資格ですのでご注意ください。防犯診断士は防犯対策の計画や設計、防犯意識の向上に焦点を当てた資格と言えます。

活躍場所
防犯診断士の資格は就職に直接関連するものではありませんが、地域の防犯活動におけるリーダー、防犯セミナーの講師やコンサルタントとして活動する機会があるでしょう。

収入と将来性
防犯診断士の資格を活かす場によって収入が異なるため、防犯診断士としての年収についての情報はありません。一方で、防犯設備士としては、防犯システムに関連する企業の求人が複数あり、収入は高くないものの、一定の水準です。なお、防犯知識を職業に活かしたい場合は警備業界が有益であると考えられます。ただし、警備系の資格を持つ人は主に警備の専門家であり、防犯のプロとは異なります。防犯に特化するなら、防犯診断士の学習を通じて得られる知識は、警備系の資格よりも深くなるでしょう。現代社会では、企業や自治体がさまざまな形で防犯対策を展開しており、今後もその需要は高まると予測されています。防犯に関連する職種に就く人はスキルアップのため、防犯診断士の資格取得を検討してみるとよいでしょう。

向いている人
18歳以上の方であれば、どなたでも防犯診断士養成講座を受講することができますので、防犯に関心があり、地域に貢献できる仕事に就きたい方は、この資格取得を検討してみるとよいでしょう。また、資格取得者の中にはセキュリティ会社などで勤務する社員が多いことが特徴です。

取得方法
防犯診断士の資格は、養成講座を修了してから試験を受験する制度です。講座を真面目に受講していれば、合格しやすい資格と言えます。ただし、留意すべき点は試験範囲が広範囲にわたることです。また試験は講座の2日目の受講後に行われるため、復習の時間が限られています。そのため、講座を受講する前にテキストをしっかりと読み込み、1日目の講座内容をその日のうちに復習し、2日目の内容も事前に予習しておくと安心です。



防犯診断士資格の難易度偏差値

偏差値0
判定不能
※資格難易度の偏差値は当サイトの独自のものです。毎年微調整していますので難易度が変わる場合がありますのでご注意ください。
※資格の偏差値(難易度)は人によって感じ方が異なります。より正確に知りたい場合は「偏差値より難易度(難関、普通など)」を参考になさってください。

履歴書に記載する場合の資格の正式名称

平成○年○月○日 防犯診断士 合格
所轄・主催:
特定非営利法人日本防犯診断士協会
※履歴書に資格を書く場合は略称ではなく必ず日付を入れて正式名称で書きます。
※資格の内容によって「取得」や「合格」など明記が変わりますのでご注意ください。
※民間資格などはあまり知られていない資格や似た名前の資格が他にある場合は資格名の前に主催団体を記載した方がよいです。
※正確な情報は資格の所轄団体にお問い合わせください。

2020年資格日程

願書受付
常時行われています。(年に4回以上試験がある)
試験日
常時行われています。(年に4回以上試験がある)
合格発表
常時行われています。(年に4回以上試験がある)
※資格の級やレベルによって試験日程が変わる場合は、その資格の代表的な日程を掲載しています。
※試験開催地によって試験日等が異なる場合があります。
※資格の日程は弊社独自の調査結果になります。正式な情報は必ず主催団体にご確認ください。

防犯診断士資格ガイド

資格種類 資格価値 資格タイプ おすすめ度 取得方法
資格種類の画像 資格価値の画像 資格タイプの画像 おすすめ度の画像 取得方法の画像
民間資格 キャリアアップ(可) 特になし 小結クラス 特になし

防犯診断士試験概要

受験資格 18歳以上で防犯診断士養成講座修了者、または業務経歴などにより理事長が認めた者
試験内容
防犯診断士養成講座
(16時間)
・防犯の基礎知識(施設防犯、身辺防犯、経済防犯、地域防犯)
・防犯機器の構造及び機器に関する知識
・防犯設備の設計、施工、維持管理に関する知識と技術
・その他自力防犯に関する知識と技術

資格試験:
筆記試験
・基礎的な知識と技術
合格率 非公開
願書受付期間 随時
試験日程 毎月
受験地 東京または在宅
受験料 68000円
合格発表日 試験当日~5日以内
受験申込・問合せ 特定非営利法人 日本防犯診断士協会
〒162-0042 東京都新宿区早稲田町74 夏山ビルB1
TEL:03-6425-7330 FAX:03-6425-7331
ホームページ 日本防犯診断士協会
http://www.bouhanshindan.npo-jp.net/

防犯診断士のレビュー

まだレビューがありません