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文書デザイン検定試験

あらゆるビジネスの現場で行き交うさまざまな書類。現在それらの文書はMicrosoftの『Word』などの文書作成ソフトで作られることが一般的になりました。PCを使えば簡単に見栄えのよい書類が作れますが、文書デザイン検定試験は、主にデザイン面から文書作成の能力を認定する民間の検定試験です。1級~4級まで級位が用意されており、文字の入力や装飾から画像の加工まで、段階的に技術を高めることができます。

資格詳細
文書デザイン検定試験は、コンピュータソフトを活用して文書デザインのスキルを磨くための試験であり、適切なデザインを持つ文書を作成する能力を評価するものです。この試験は、情報化社会におけるコンピュータの活用能力向上を促進することを主な目的として、文部科学省の後援により設立されました。試験は4級から1級に分かれており、高校、大学、専門学校、企業などで導入実績があります。本検定は、原則として団体受験を前提としていますが、希望者は個人受験も可能です。試験は全級実技試験です。内容は指定された条件に従い、文字の装飾、書体、図形、表などを用いて与えられた文章を参考にしながら適切に作成するスキルが求められます。試験の時間は20分から30分と短く、受験に特定の条件は必要ありません。減点対象となる要件は公式サイトに掲載されているため、受験を検討される方は事前に確認しておくことをおすすめします。

活躍場所
文書作成能力はビジネスでは欠かせないスキルのため、幅広い業務で活かせます。ただし、文書デザイン検定試験は初学者向けの基本的なスキルレベルの検定のため、本資格の取得だけで就職に有利になるとは言えません。この種の資格を就職に生かすのであれば、MOSも取得しておくことをおすすめします。

収入と将来性
文書デザイン検定試験は、ビジネス文書の作成に欠かせない基本的なスキルを認定する試験のため、本資格が収入アップにつながることは期待できません。したがって、本資格単体では就職で有利になることはないでしょう。しかし、最近はスマホの操作には慣れていてもパソコンの操作はよく分からないという若い人も多いようです。ワードやエクセルの初歩的な機能も使いこなせない場合が少なくありません。文書デザイン検定試験はそのような人たちに大いに役立つのではないでしょうか。

向いている人
文書デザイン検定試験はどなたでも受験できますが、試験時間が30分以内と短いため、文字入力に時間がかかる人にとっては不向きかもしれません。タイピングが遅い人は、この点だけ注意が必要です。また文書作成に慣れている方もスキルの確認のために受けてみるとよいでしょう。

取得方法
試験に必要なスキルは、テキスト入力、フォントや配置の変更、画像の挿入や配置、編集、表の作成や編集、図形描画など、ビジネス文書の作成に不可欠な基本的な要素が中心です。ビジネス文書の作成に慣れている人であれば、試験の難易度はそれほど高くないと感じるでしょう。試験対策に関しては、過去問題を活用し、実際に反復練習を行いながら学習することで、合格に十分なレベルに到達できる試験です。ただし、試験では文書のデザインにテキスト入力も必要なため、これに時間を費やすと試験時間内に完了することが難しくなるかもしれません。そのため、一定のタイピングスキルを身につけておきましょう。過去問題は日本情報処理検定協会のサイトからダウンロードが可能です。公式問題集もサイトから購入できます。また、YouTubeには解答方法や解説の動画がアップロードされているので、参考にチェックしておきましょう。パソコンの操作自体にまだ慣れていない方は、パソコン教室などで基本のスキルを身につけながら、過去問や問題集で復習することをおすすめします。タイピングに手間取らないように、タイピングのトレーニングをしておくことも大切です。



文書デザイン検定試験資格の難易度偏差値

1級 2級 3級 4級
偏差値0 偏差値0 偏差値0 偏差値0
判定不能
判定不能
判定不能
判定不能
※資格難易度の偏差値は当サイトの独自のものです。毎年微調整していますので難易度が変わる場合がありますのでご注意ください。
※資格の偏差値(難易度)は人によって感じ方が異なります。より正確に知りたい場合は「偏差値より難易度(難関、普通など)」を参考になさってください。

履歴書に記載する場合の資格の正式名称

平成○年○月○日 文書デザイン検定試験○級 合格
所轄・主催:
日本情報処理検定協会
※履歴書に資格を書く場合は略称ではなく必ず日付を入れて正式名称で書きます。
※資格の内容によって「取得」や「合格」など明記が変わりますのでご注意ください。
※民間資格などはあまり知られていない資格や似た名前の資格が他にある場合は資格名の前に主催団体を記載した方がよいです。
※正確な情報は資格の所轄団体にお問い合わせください。

2020年資格日程

願書受付
常時行われています。(年に4回以上試験がある)
試験日
常時行われています。(年に4回以上試験がある)
合格発表
常時行われています。(年に4回以上試験がある)
※資格の級やレベルによって試験日程が変わる場合は、その資格の代表的な日程を掲載しています。
※試験開催地によって試験日等が異なる場合があります。
※資格の日程は弊社独自の調査結果になります。正式な情報は必ず主催団体にご確認ください。

文書デザイン検定試験資格ガイド

資格種類 資格価値 資格タイプ おすすめ度 取得方法
資格種類の画像 資格価値の画像 資格タイプの画像 おすすめ度の画像 取得方法の画像
民間資格 特になし 特になし 前頭クラス 特になし

文書デザイン検定試験試験概要

受験資格 不問
試験内容
1級

・2級の内容
・画像の加工(サイズ、レイアウトなど)
・特殊文字
・ドロップキャップ
・その他応用

2級

・3級の内容
・フォントの変更(行書、楷書など)
・文字の加工(ルビ、文字色など)
・図形内の文字入力(縦書き)
・図形の加工(線種、塗りつぶし、影、立体など)
・図形の書式設定(レイアウト、順序など)
・表の加工(線種、セルの結合、網かけなど)

3級

・4級の内容
・文字の拡大・縮小
・均等割り付け
・画像の挿入(貼り付け)
・画像の配置(左揃え、中央揃え、右揃え)
・図形描画(楕円、吹き出し、ブロック矢印、額縁など)
・表の挿入と配置

4級

・文字・記号の入力
・フォントの変更(明朝、ゴシックなど)
・フォントサイズの変更(ポイントの変更)
・英数字の全半角
・文字書体(太字、斜体など)
・下線(一重線、二重線、点線、波線など)
・文字の配置(左揃え、中央揃え、右揃え)
・文字飾り(取り消し線、影付きなど)
・囲み線
・網かけ
・図形描画(四角形、角丸四角形)
・図形の配置(左揃え、中央揃え、右揃え)
・印刷処理(ページ設定含む)
合格率 非公開
願書受付期間 5月下旬~6月中旬・9月上旬~中旬・10月下旬~11月中旬・1月上旬~下旬
試験日程 7月上旬・10月中旬・12月上旬・2月下旬
受験地 北海道・青森・福島・茨城・埼玉・東京・静岡・愛知・三重・滋賀・京都・大阪・兵庫・広島・福岡・大分・宮崎・沖縄
受験料
1級:
3000円
2級:
2500円
3級:
2000円
4級:
1500円
合格発表日 試験後
受験申込・問合せ 日本情報処理検定協会
〒461-0023 愛知県名古屋市東区徳川町1002番地
TEL:052-936-3817 FAX:052-936-5625
ホームページ 文書デザイン検定試験|日本情報処理検定協会
https://www.goukaku.ne.jp/test_design.html

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